2週間ぶりのごめんなさい! 春川亭三七です。 隔週連載なのだから、早々に追記原稿上げるべきだったのですが、通常連載にまで至ってしまいました。 謝罪の理由は、前回の記事にいただいたコメント。 「ユニバーサルは日電特許加盟メーカーですよ。」の一言。 これ見て、一瞬「ん?」と思ったわたしは、オーバー30のくせにまだまだおけつが青いです。 そうだったなと。 昨年の特許訴訟を和解で終えて、晴れてユニバーサルは日電特許に加盟したのでした。 それも再加盟は今年の4月だから、ほやほやの話なのに…。 調査が稚拙でした。 大変失礼いたしました。 そんなお詫びも含めて、今週はユニバーサルの話題を中心にお伝えすることといたしましょう。 【バジリスク〜絆〜再認定の意義】 先日からぽつぽつとネットで話題になっている、バジリスク〜絆〜の再認定の話題。 まぁ、再認定にあたっては14万円かかるだのなんだの話題がのぼっておりますが、まぁ、再認定が取れたのは事実です。 14万かかるだのなんだのは眉唾モノですが。 だって、再認定取るのに、その費用負担は必要ないもの。 ただ、ユニバーサルとしてはそうしないと、結果、その費用負担がかかる可能性がありますよって話をしているだけだと思いますよ。 実際問題、バジリスク〜絆〜向けにハードの再販売したのも事実です。(ホッパー・セレクター・サブ基板) ホッパー製造の外注さんが複雑な笑顔でしたもの。 注文は嬉しいが、納期がきついのでね。 認定だなんだがよくわからない方は、過去の【第30回】コラムにて説明してありますので、興味がある方はご一読いただければと思います。 まぁ、本来、認定取るのってスゲーめんどくさいんですよ。 ただ、再認定はそうでもないんですけどね。 4号機時代に問題になった「みなし機問題」ってあったじゃないですか? あれを、きちんと法手続きを以て、正当に3年間設置期限を延ばせるってことなんですけど。 すでに型式試験で「適合」が取れているものを再度認定し直すわけですから、そら「バージン認定」とるよりは楽なわけですよ。 ただし、今回の場合は事情が事情。 「よく再認定してもらえたな」っていうのが本音です。 だって・・・。 絆って、「高射幸性機リスト」にリストアップされていますからね。 高射幸性機は、メーカー組合・ホール組合との協議を経て「シェアコントロール」していくことに固めたわけです。 で、今年の12月までにそのリストアップされたものは「ぱちんこは30%以下・パチスロは50%以下」にしていくことを、「業界内団体」で「合意」したわけです。 基本的には検定切れ(保通協申請から3年)をもって、外していくことといたしましょう、という「自浄努力」の「予定」でした。 しかし、絆は再認定と。 自浄努力とは真反対の方向性なのですね。 いや、別にユニバーサルさんが悪いという話ではなくて、どうしてそういう動きが取れたのか?と。 一つは、エレコは日電協非加盟ということ。(今回は大丈夫!) 高射幸性機のリストアップは、基本的には6団体合意。(詳しくは第27回コラム参照) その団体に非加盟であるブランドであれば、協力こそしても、それを右に倣えで従う必要性はないわけですね。 そもそも、非加盟であれば、メーカーが再認定のためのしかるべき準備を進めないと、ホールも、公安委員会も対応しませんから。(日電協加盟であれば、販社でも可能っちゃ可能) そういう意味で、メーカーとして動きの自由度が高かったというのはあるでしょう。 そしてもう一つは、「ホール側」がそれを望んだ背景があると思います。 新基準機、いわゆるメイン基板管理というパチスロ機の開発が進んでいる状況下であっても、結局高稼働を確保しているのはサブ基板管理の旧基準機であるという事実。 設定状況的にもゲーム性的にも、今なお期待されているのは「バジリスク〜絆〜」ということの表れでしょう。 そして、さらには「遊技くぎ」の問題。 これによって、少なくともホールは大量の入れ替えを余儀なくされます。 そこへさらに高射幸性機も「約束通り外せ!」なんてことになったら、「13階段上って、さらに電気椅子座れ!」って言われるようなものですから。 そうなったら、本当にホールはほぼ無くなります。 ベニヤ板どころの騒ぎではありませんね。 そして、そうならないということは、そうなることを望んでいる人が絶対数として少ないということだと思います。 国民がって意味ではなくね…。 この辺はまぁ、察してください…。 まぁこのように、絆の再認定はメーカーの思惑だけではなく業界に与えられたアディショナルタイム的な意味合いが強いのかなと。 そう思っております。 なので、意義は高い。 絆が再認定を得ることによって、エンドユーザーの支持をそれなりに得たまま、稼働を確保しつつ、現状を見守れる態勢が取れるわけですから。 しかし、この動きがよしとされそのまま甘えていると、やはり怖いのは行政。 「君たち、いい加減高射幸性機外しなさいよ」となりかねません。 少なくとも高射幸性機撤去については、「今のところ」法的拘束力がないわけですから。 現時点(2016年8月現在)で、高射幸性機にリストアップされた機種のホールシェアは、業界の目標としている数値に届いています。 じゃあ、だからと言ってそのまま傍観していて良いわけもなく、かつ来年にはそのシェアはさらに下げる必要があるわけで…。 その時まで「絆」が高稼働だったとしたら…。 それはそれで、開発レベルで問題です。 新機種において、旧基準を超える機械が出ていないということですから。 もし、旧基準の再認定の動きが顕著になったときは、業界的には限りなく「赤」に近い「黄」信号ということでしょう。 エンドユーザーの立場としてはそうならないことを祈るしかないわけですが、悲しいかな、今後もまたメーカー・ホールの淘汰は続いてしまうでしょう。 そらそうです。 業界シェアに対して、メーカーもホールもありすぎるわけですから。 5年後、10年後を見据えた業界展望を考えて、今後も動いていければと思っております。 楽観もできないけど、悲観をしすぎないように前を見据えていきたいと思います! といったところでお時間です。 お目通し、ありがとうございました。 【休載のご報告】 と、連載復帰早々にして、またまた休載です。 「おまえの状況など知らん!」と言われるかもしれませんが、本業がまぁ、著しく忙しい状況でして…。 今回の謝罪でも書きましたが、本来なら、ああいうご指摘をいただくこと自体恥ずべきことです。 主観に対する指摘ではなく、調べる「だけで」回避できたことですから。 精査する時間もない中で記事を書くのは、読者様にもサイトにも失礼だなと。 そう思った次第です。 従いまして、しばらくの間はサイト広報絡みの案件のみに絞らせていただければと。 そして、余談ですが、サイトで連載休むと「こんなうわさ上がっているのですけど、本当ですか!?」って連絡が二見さんからスゲー来るようになるので、しばらくは二見さんからの連絡を楽しみに本業に励みたいと思います。 とにかく、状況的に落ち着くまでは、またしばらく皆様とはさようなら。 また、お会いできる日を楽しみにしております。 【業界一問一答】 ●新規定台。軒並みそんなにコイン持ち良くありませんよね。何故?個人的に1kで45くらい回ってほしい ベース値の問題だったりするので、一概になぜ?に対しての答えはなく… 申し訳ないです。 5.9号機基準については、今後そういう方向性に舵を取ってくると思いますよ。 役比モニターつけなきゃいけないですから。 ●貴方に限らずですがQ&Aしてる「フリ」だけの人多すぎです 意図を微妙にずらして答えることに意味はない 常に求める答えがあるわけではないということもご理解いただければと…。 ●賭博性を下げるなら公安は料金上限引下げや1分400円規制の強化しないのはなぜ 公安の管轄じゃないからでしょう。 その辺の規制箇所は。 あとは、税収の問題。 脱税も多いですけど、納税も多い業界ですから。 【 回胴小噺 】 メニューへ
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