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回胴小噺


[2]日工組と全日遊連の溝を埋めるために出来ること [2016/11/14(月)]

【ベニヤデザインに見る全日遊連の被害者意識】
年内回収が確定的となった「違法な『可能性のある』遊技機」。
外枠のみを残し、遊技盤を取り外し、その位置にベニヤ等を取り付ける対応を余儀なくされるホールが出てくるであろうことが予想される中、全日遊連から発表されたベニヤ板等に貼付する統一表示に以下のような文言がある。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「この台は、『遊技機メーカーの不手際』により回収・撤去されました。 今しばらくお待ちください。」
全日本遊技事業協同組合連合会
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この表示を見ると、回収遊技機の顛末を知らない人からしたら、メーカー『のみ』が悪いような印象を与える文言である。
殊更にメーカーのみを糾弾するような内容の文言はどうにも印象が悪いし、ホール側に落ち度がないように強調しているようにも映る。

ただ、別にこれは完全なる不正解ではない。
今回の回収に関しては、もちろんメーカーの悪い面があるのも事実だ。

ただ、ホールに落ち度がないかと言われると、それは「ちょっと待て」と言わざるを得ない。
私個人としては、「どこも悪いから、どこも責任を取る必要があるし、どこも被害者だから、どこも歩み寄る必要がある」と思っている。

なので、各所の責任がどこにあるのかを検証していこう。

 


【警察庁の責任範囲】
「いきなりぶっこんできたな」と思われる方もいるかもしれないが、水は高い所から流れるに決まっているので、まずは型式試験を行う保通協の責任範囲を確認しておこう。

回胴式遊技機の試験方法が変更された話は2年前までさかのぼることになるわけだが、あの試験方法は「メーカーが見つけた試験方法の盲点を今後は認めない」ということの意思表示として受け止められた。
具体的には「試験時に左リールからの、いわゆるオヤジ打ちはしない。 中押しや逆押しも随時していく」というシンプルかつ効果的な方法で、ゼロボATの出玉性能を抑えにかかった。

ざっくり言ってしまえば、要はそれと同じことをぱちんこでもやろうというのが「不正の疑いのある遊技くぎ」の問題と言えるだろう。

「型式試験の時に持ち込まれたくぎ調整」と「ホールに納品された時の釘調整」が全く違うことを指摘することに端を発したわけだが、これまでその試験方法において「おおむね垂直」という曖昧な基準で試験していたところに問題がある。

具体的に言えば、型式試験時に使う台は、スタートの位置はほぼ「逆八の字」くらい狭くなっている。
しかし、一般入賞口の開きは大きいため、返しが多く設定されている。
そのため、いわゆる1000円あたりの回転数が、ホールで体感するそれとは大きな開きがあるわけだ。

型式試験時に、この「おおむね垂直」という基準で垂直から10度も曲がったくぎさえも「申請通過」にしていたところに大きな問題がある。

当たり前の話だが、作る側も使う側も許容される範囲が甘いならば、それに甘えるに決まっているだろう。
というか、長年かけて「ここまでは大丈夫」という基準が作られたと判断してしかるべきだろう、作る側も使う側も。

本来であれば、その基準は風営法の下、明確な角度、見た目の基準を作ってしかるべきだったのに、そうしてこなかったのだから、警察庁としてはその試験基準の見直しを図るべきだ。

実際のところ、現時点においてもぱちんこの保通協適合率はすこぶる悪い。
が、それは結局保通協が持ち込む側にゲージの基準を依存しているからだ。

ここに関しては、メーカーもホールも何も言えないのだから、「申請ゲージ」というものが生まれてしまった土壌があったのだから、ここでケツを拭けるのは保通協、すなわち警察しかいない。

 


【メーカーの責任範囲】
「くぎはいじられるもの」という前提ありきの製造過程である以上、そのくぎをいじる工程があるのは推して知るべしかとは思うが、保通協の試験の甘さに依存して怒られるところまでやりちぎったのはメーカーだ。

ここに関してはやはり、メーカーしか責任が取れない。
上述したところの「メーカーの不手際」といえばここにあたるだろう。

さらに言えば、メーカーからの資料で、ベースを変えるためのくぎ調整を指南出来るような環境があったのもいただけない。
そのため、メーカー発表の保証書が元ゲージと比較した時になんら説得力がないのも問題視された。
保証書に関しては、中古機の保証書の方がメーカー発表の保証書より信頼度が高かったというのだからなんとも皮肉ではあるし、管理がずさんに映る。

しかし、ぱちんこのくぎというのは、打ちだされた玉が一つとして同じ動きをしないように作られているわけだから、運用中にその元ゲージと同等だと保証できるかといわれれば、そこまでをメーカーに押し付けるのはいささかやりすぎだ。
そこにホールの責任は存在する。

 


【ホールの責任範囲】
保通協の試験においても、メーカーの申請ゲージ・納品ゲージの違いについてもホールが出来ることは一つもない。
申請が通らなければ、ホールが何かをすることはできないし、メーカーに売ってくれとせっつくこともできない。

当たり前のことだが、売られるまでの時点においては、ホール側が言う「メーカーの不手際」という言い方は、やや嫌味っぽくはあるが適切だろう。

しかし運用において、くぎを叩かないホールを聞いたことがない。
それが、出玉を削る目的なのか、スタートを上げるためなのか、それはホールによって様々だが、ぱちんこを使って営業をするとき、くぎをいじらないでホール営業をすることは現時点ではありえないわけだ。

となれば、まさかホールが「メーカーが申請ゲージと納品ゲージがあるなんて知らなかった」とは言えないはずである。
もし本当に知らなかったというのであれば、所轄の抜き打ちの立ち合いをしてもらって、「営業中の台のゲージはメーカーからの保証書と同等です」と胸を張って言えばいい。

しかし、誰も現時点で運用されている台が保証書と同等ということを証明できないのだ。
だから、「知りませんでした」はあまりに虫が良すぎる。
メーカーとやり取りをしているのだから、知らないわけがない。

ここにホール責任論が出てくる。

日常的にくぎを調整する必要が出てくるのだから、それは否応なく仕方がない。
当たり前のルーティーン業務だ。

だから、ここの部分を警察はつついてくるし、メーカーはどうしてあげることもできない。

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