[1]バジリスク〜絆〜再認定の意義と停滞 [2016/8/8(月)] |
2週間ぶりのごめんなさい!
春川亭三七です。
隔週連載なのだから、早々に追記原稿上げるべきだったのですが、通常連載にまで至ってしまいました。
謝罪の理由は、前回の記事にいただいたコメント。
「ユニバーサルは日電特許加盟メーカーですよ。」の一言。
これ見て、一瞬「ん?」と思ったわたしは、オーバー30のくせにまだまだおけつが青いです。
そうだったなと。
昨年の特許訴訟を和解で終えて、晴れてユニバーサルは日電特許に加盟したのでした。
それも再加盟は今年の4月だから、ほやほやの話なのに…。
調査が稚拙でした。
大変失礼いたしました。
そんなお詫びも含めて、今週はユニバーサルの話題を中心にお伝えすることといたしましょう。
【バジリスク〜絆〜再認定の意義】
先日からぽつぽつとネットで話題になっている、バジリスク〜絆〜の再認定の話題。
まぁ、再認定にあたっては14万円かかるだのなんだの話題がのぼっておりますが、まぁ、再認定が取れたのは事実です。
14万かかるだのなんだのは眉唾モノですが。
だって、再認定取るのに、その費用負担は必要ないもの。
ただ、ユニバーサルとしてはそうしないと、結果、その費用負担がかかる可能性がありますよって話をしているだけだと思いますよ。
実際問題、バジリスク〜絆〜向けにハードの再販売したのも事実です。(ホッパー・セレクター・サブ基板)
ホッパー製造の外注さんが複雑な笑顔でしたもの。
注文は嬉しいが、納期がきついのでね。
認定だなんだがよくわからない方は、過去の
【第30回】コラムにて説明してありますので、興味がある方はご一読いただければと思います。
まぁ、本来、認定取るのってスゲーめんどくさいんですよ。
ただ、再認定はそうでもないんですけどね。
4号機時代に問題になった「みなし機問題」ってあったじゃないですか?
あれを、きちんと法手続きを以て、正当に3年間設置期限を延ばせるってことなんですけど。
すでに型式試験で「適合」が取れているものを再度認定し直すわけですから、そら「バージン認定」とるよりは楽なわけですよ。
ただし、今回の場合は事情が事情。
「よく再認定してもらえたな」っていうのが本音です。
だって・・・。
絆って、「高射幸性機リスト」にリストアップされていますからね。
高射幸性機は、メーカー組合・ホール組合との協議を経て「シェアコントロール」していくことに固めたわけです。
で、今年の12月までにそのリストアップされたものは「ぱちんこは30%以下・パチスロは50%以下」にしていくことを、「業界内団体」で「合意」したわけです。
基本的には検定切れ(保通協申請から3年)をもって、外していくことといたしましょう、という「自浄努力」の「予定」でした。
しかし、絆は再認定と。
自浄努力とは真反対の方向性なのですね。
いや、別にユニバーサルさんが悪いという話ではなくて、どうしてそういう動きが取れたのか?と。
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