[1]業界の転換点〜8月の入れ替え状況を読み解く〜 [2016/7/25(月)] |
「ユニバカ×サミフェス」に行った方々。
皆様、楽しめましたか?
どうも、春川亭三七でございます。
「立ち回り講座」もウェブ媒体として、取材の方に行かせていただく運びとなりましたのでね。
当日の担当は「ガリバー君」と「ジャンク君」。
きっと、広報組にて当日の様子はいずれアップされることでしょう。
行っていない方は、そのレポートで当日の様子を楽しんでみてはいかがでしょうか?
ちなみに、わたくしも当日は行っていましたよ。
メーカー様にお呼ばれしたものですから。
それなりに背が高く、メーカーの関係者にヘコヘコしている人間がいたら、それは三七である可能性が高そうです。
「だから何だ!」と言われればそれまでですが。
皆様がこういうイベントを楽しめたという声が聞ければ、それは業界に携わるものとして嬉しい限りです。
さて。
それでは、本題に参ることといたしましょう。
前回の花火あにさんの記事を見る限り、新台の発表の多くが「9月以降」に集中しています。
その辺の違和感。
今後の業界の在り方に影響が出るかもしれません。
何が違和感で何が影響を及ぼすのか?
読み解いてみましょう。
【一般的な業界繁忙期】
当たり前と言えば当たり前ですが、大型連休前というのはメーカーとしては大きな企画を販売したいものです。
それはイコール、ホールも「目玉」がほしい時期とも言い換えられます。
いわゆる・・・
「年末年始前」
「ゴールデンウィーク前」
「お盆前」
この3時期が、よく言われる「業界繁忙期」になります。
メーカーとしても売り込みやすく、かつホールとしても大型入替をしてアピールしやすい時期になります。
一般的な大型連休がありますからね。
要は、不特定多数のユーザーを獲得しやすいというわけです。
「休みだし、パチンコにでも行ってみるか?」っていうね。
いまや、「大型連休には打つべきではない」という情報は広く出回っていますけど、それでもやはりホールに足が向く人は、一般的な土日よりは多くいるわけです。
しかし、その大型連休前にホールには大型の入れ替えはないわけですよ。
それこそ上述の「ユニバカ×サミフェス」で試打できる機種も、「サミー・北斗」と「ユニバ・まどマギ2」ですが、これが販売時期は9月と10月。
今年は特に、9月の「シルバーウィーク」というものも例年ほどの連休感はない。
飛び石ですからね。
となると、9月にずらすメリットはほかにあるのだろうと勘繰れます。
ちなみに、北斗とまどマギ2が被らないのは「ジーグがらみ」ですね。
各々のメリットにならないことは避けようと。
そういうことですね。
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