[1]バジリスク絆の中古機高騰を、他メーカーや開発組はどう感じたか? [2015/8/17(月)] |
第22回目でございます。
22回目というと・・・。
もう、5カ月弱ですか?
意外とあっという間ですな。
気づけば、こちらで書かせていただくようになったのはまだ肌寒い時期だったなぁと、今ではしみじみ思うわけです。
もはや、そんなことさえ遠い昔の如くあっつい日々。
こんなもん、誰だって体調崩すわって話ですわ。
さて、温度の上昇はどうやら地球規模で大ごとではありますが、遊技機、ことさらにぱちんこ機の価格高騰はいささかタチの悪い流れのように感じますな。
以前のコラムでも書かせていただきましたが、ことパチスロ機に関しては、登場初頭から今に至るまで
筐体単価はほぼ横ばいで推移しています。
つまり、
昔の方が1台あたりの販売粗利は大きかったわけですね。
パチスロ機の筐体価格において、メーカーは頑張っています。
それがユーザーに求められているかはともかくとして、役物や液晶が搭載されだしたにも関わらず、筐体価格は横ばいなのです。
せめて、ここは評価してあげてほしいなぁと思います。
しかし、事ぱちんこに関しては違う。
遊技人口の調査が始まった昭和60年代から考えても、
ぱちんこの筐体価格は現在3倍強に跳ね上がっております。(実質、15万円前後が45万円前後)
それをね・・・。
今度の某メーカーのぱちんこ機がね・・・。
60万円するのですって、奥さん!
いやぁ、もうホント、出来たらホールさんには買わないでほしいのだけどなぁ・・・。
実際打ってみて、「それだけの価値がある」と判断できるなら別ですけど。
これ、悪しき習慣なんですけど、一度でも値段が上がったものがスタンダードになったら、どこのメーカーも「右にならえ!」で値段あげてきますよ。
筐体の上部にレバーとか、データ表示器が見えなくなっちゃう役物とか、値段が上がる理由はわからないでもないですが、本当にそれは「ユーザー」が求めているものですか?
装飾が派手になる方向が正しい形ですか?
そういうところを改めて見直してほしいなぁと思った、価格高騰のニュースでした。
さて。
そんな価格高騰。
「市場価値」にて高騰する場合、それは「求められて」上がった価格なわけですから、台の持つそのものの魅力によるところが大きいわけですね。
それが結局、台の評価につながるわけですから。
その価格高騰で、現在顕著に上がってきているのが
「バジリスク〜絆〜」。
上がり下がりを繰り返し、今また改めて、定価じゃなくて「中古機」価格が
60万円強にまで上がってきているのです。
久しぶりに見る市場人気高騰。
4号機の北斗・吉宗2強時代の時は、中古機で100万円オーバーなんて時代もありましたから、仮にその単価を基準にしたら、30万台くらい出ていてもおかしくないわけです。
もちろん現在の市場規模を考えたら、そんな台数が出てしまったら飽和状態になってしまいますが・・・。
しかし、このバジリスク〜絆〜の市場人気。
他メーカーの人からしたら「忸怩(じくじ)たる思い」で見ているわけですが、ユニバーサル内の開発としても、評価されたのは嬉しいものの、もろ手をあげて万歳でもないみたいなんですな。
その辺をかいつまんで、
伝聞調でお伝えしてみましょう。
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