[2]5.5号機時代、いよいよ到来 [2015/6/29(月)] |
【現行機の販売可能時期】
自主規制案の中には、現行機の開発〜申請持ち込み可能時期も明記していて、その内容によれば、開発〜申請持ち込み可能時期を11月までとしていて、販売可能時期を6月までとしています。
正直、「こういうこと言っているから怒られるのではないの?」と思いました。
だって、現行ATの射幸性に怒って規制が入ったわけですからね。
それを来年まで販売させてくださいだなんて虫がいいのではないだろうか?
と思っていたら、なんとビックリ!
これを警察庁が了承。
しかも、
6月にはサミット開催が絡みそうな都合から、7月末と延期してくれました。
結局、サミット開催時期はメーカーも販売を自粛しますし、ホールも入れ替えを自粛するのですが、それでも販売時期「短縮」ではなく、「延期」してくれたのにはビックリしました。
あんなに「貴様ら!けしからん!ぷんすか!」って言っていたのに…。
噂の域を出ない話だったので記事にしませんでしたが、「9.16規制」を公示後、保安課課長がお偉方から呼び出しを受けて、相当お説教を賜ったのだそうです。(あくまで噂ですよ)
なぜなら、上場しているぱちんこ・パチスロメーカーの株価が一気に下落したから。(これは事実)
現在の安倍政権下において、経済回復指標としている株価が遊技機産業に足を引っ張られて下がるなんてのはもってのほか。
「君たちはいったい何がしたいのだ!」と雷を落とされたそうです。(しつこいですが噂ですよ)
その辺の噂話が真実だったのではないかと思わせるくらいの懐柔ぶりです。
だって、そもそもの話が、
「9.16以降は押し順無視するからな!その上で下限率も見るからな!ホントだぞ!」
って言っていたのに、蓋を開けてみたら・・・
「うん・・・。まぁ、下限55%切らなければサブ管理でもいいよ」
になり、
「え?たいへんなの?じゃあ、11月まではサブ管理でいいよ」
ですからね。
情緒不安定なDV夫みたいな変貌ぶりですよ。
まぁ、メーカー側も「暴力さえなければいい人なの・・・」に甘えている感は否めませんが・・・。
なので、しばらくは現状とさして変わらない機種が出てくることでしょう。
ちなみに、この販売可能機種は「麻雀物語3」以降の機種も含まれます。
新基準と謳(うた)われてはいますが、麻雀物語3以降の機種はいわば、「うん・・・。まぁ、下限55%切らなければサブ管理でいいよ」期の機種ですので、自主規制に抵触してしまいます。
5号機初頭のエヴァのように、もしかしたら麻雀3も見直されるかもしれませんが、それでも販売時期は来年6月までです。
今回の自主規制案をもって、エポックになりうる可能性を遮断されてしまった格好です。
市場でじわじわ人気を得てきた機種ですので、ギリギリまで大事に扱われてほしいものです。
噂話は噂話と置いておいたとしても、紆余曲折あって警察庁の了承を得たわけですが、これまでの自主規制のようにフワッとしていたら大目玉を食らうことになるとは思います。
それを紐解くカギが、先日の6月23日に警察庁保安課から発出された通知文書にあります。
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