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ゴーストスロッター 第53話



■ 第53話 ■

「だ、大成功ですね八尾さん!」

「ああ、だから言っただろ?
  安心しろってさ。」

「いやあ、でも何にも聞いてなかったんで、最初は焦りましたよ。
  だってベガスって、ゴールドXで変則押ししたら即出玉没収じゃないですか!?
  それなのにあんなに落ち着いてるから・・・・」

「バーカ。 何の為にわざわざこの『ベガス』を選んだと思ってんだよ。
  まだ攻略法の通じるゴールドXが残ってるからこそ、あえてこの店にしたんだ。
  あんな張り紙、いずれあいつらだって気付くだろうと思ってたから、わざわざこの店を選んだんだぜ。」

「で、でも、まさか主任さんと組んでるなんて想像もしないから・・・・・」

「そこがミソなんだよ。
  普通はそこまでしないもんなぁ。
  さすがの俺でも卑怯だと思うくらいだからさ。
  でも、それも認めさせちまえば反則じゃなくなるんだよ。
  あいつだって、若干不正かもと思いつつゴールドXの変則押しに走ったはずだ。
  『故意にコインを減らすのは反則』的なルールがあるんだからな。
  でも、あいつはその手段を選択した。
  そして、俺はそれを黙認した。
  となれば、今更俺のグレーな行為をとやかく言う資格は夏目にはないんだよ。」

「な、なるほど・・・・・
  あえて夏目にグレーな行為をさせるために、この『ベガス』を勝負ホールに・・・・・」

勝ち誇った笑顔を浮かべながら、ゆっくりとタバコに火をつける八尾。

「でもよ、ここまで綺麗に決まりすぎると逆に夏目がかわいそうに思えてくるぜ。 へへへ。
  ・・・・・・さてと、後はゆっくりと勝負させてもらうか。」

そう呟くと、余裕綽々で自分の台へと戻っていった。



優司が「起死回生」だと思っていたゴールドXへの台移動。
しかし、それはすべて八尾の計算通りの行動だった。


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「お前、ゴールドXの変則押しを始めた時にどう思った・・・・?」

日高の問いかけに、やや戸惑う優司。

「どうって・・・・」

「ルール上、不正になるかも、とか考えなかったか?」

「そ、そりゃもちろん考えたよ!
  でも、あれはギリギリでセーフでしょ?
  だってさ、機種情報不足による出玉の減少は失格ってなってるけど、ホール情報不足は失格なんて
  記述はない。
  だから、俺があの張り紙に気付かなかったってことにすればOKなんだからさ!
  あのルールが書いてある紙に、はっきりと『駄目』って書いてなきゃなんでもアリじゃん!
  今回の勝負はそういうルールでしょ!? 」

「そうだ。 俺もそう思ってた。
  『なんでもアリ』ってなってる以上、そうだよな。」

「・・・・・・・・・・・・・・あッ・・・・・・・」

「・・・・・気付いたか?」

一呼吸あけて、日高が言いにくい言葉を絞りだす。

「そうだよ・・・・
  『なんでもアリ』ってのはそういうことだ。
  あのルールを記した紙には、『店員と組んではいけない』とは書かれてないんだよ。
  ・・・・・・こういう予想外な事態が起こるのを恐れたから、俺はあの時に『ルールをもっと吟味すべきだ』
  ってしつこく言ったんだ。」

ドクンッと大きく鼓動を打つ優司の心臓。
一瞬目の前が真っ暗になってしまった。

「だ・・・・・ だって・・・・・・
  じょ、常識ってもんが・・・・・・
  店側と組むなんて・・・・・・・ そ、それじゃ勝負でもなんでもないじゃん・・・・・・」

人はこれほどまでに動揺できるのか、というほどに、ひどく取り乱してしまう優司。

「・・・・・・俺に言い訳してもしょうがないぜ。」

日高は、残念そうにポツリと呟いた。

「うっ・・・・ うっ・・・・ おぇ・・・・・」

カラ嗚咽まで出始める優司。
苦しさからか、自然と涙目になっていく。

相当に同情している様子の日高。
だが、冷静に現況を分析する。

「まあ、いくらガラガラのシマとはいえ多少は他の客の目もあるだろうから、やりようによっては
  出玉没収くらいはなんとかなるかもしれない。
  でも、そっから後が続かない。
  主任と組まれている以上、何をやっても勝ち目はない。
  その気になればなんだってできる。」

「・・・・・・・」

「しかも八尾はそういう奴だろ・・・・?
  お前も自分で言ってたよな・・・・?
  広瀬からそう聞いたって。
  勝つ為にはなんでもやるヤツだって。」

声のトーンは優しいが、内容は極めて酷なもの。
事実上の敗北宣告に等しい。

もちろん、日高も好きで言ってるのではない。

しかし、二人とも冷静さを失ってはそこでジ・エンド。
辛い状況だろうと、それをしっかりと把握し、伝える人間がいなければ進展はない。

優司もそれはわかっている。
自分のためにも、冷酷な現実をはっきり告げてくれているのだ、と。

しばらく重苦しい空気が二人を支配する。


**********************************************************************


5分ほど沈黙が続いた。
優司はもちろん、日高も言葉を失っていた。



しかし、その沈黙を破り、優司が口を開く。

「とりあえず日高は先に戻っててくれ。
  あいつを長い間野放しにしておくのは危険だしね。
  ・・・・・・・・俺はもう大丈夫。 なんとか立ち直れる。
  いつまでもこうやっててもしょうがないしね。
  とりあえずいろいろ足掻いてみるよ。」

先ほどと比べ、表情はだいぶ落ち着いていた。
その様子にひとまず安心し、優司の言うとおり八尾のところへ戻ろうとする日高。

「わかった。 じゃあ先に戻ってる。
  ・・・・・・何を言っていいかわかんないけど、まだ負けが確定したわけじゃない。
  薄いとはいえ可能性はある。
 できるだけ頑張ろうぜ。
  俺もいろいろ考えてみるよ。」

「ああ、ありがとう。」

優司の礼に軽く微笑み、そのまま日高は八尾のところへと戻っていった。

それを見送り、優司は日高とは逆方向へと歩いていった。

そのまま戻ってもしょうがない。
気持ちを落ち着けつつ、冷静になって何か策を考えようと決めたのだ。

「(さて、と・・・・・
  どうするかな・・・・・
  ちゃんと働けよ俺の脳みそ!
  もっともっとリラックスしろ・・・・
  負けたって殺されるわけじゃないんだ。
  気楽に、気楽に・・・・・ 俺は落ち着いている・・・・・ 気持ちが落ち着いている・・・・・)」

自分をリラックスさせつつ、近くにあったベンチに腰掛けた。
そして目を閉じ、体中の力を抜き、リラックスするための言葉を頭の中で繰り返す。

「(気持ちが落ち着いている・・・・・ 俺はとても気持ちが落ち着いている・・・・)」

そのまま数分ほど、リラックスするための作業に没頭した。

おかげで、先ほどまでと比べればある程度の余裕は取り戻しつつあった。

「(自律訓練法、身に付けておいて助かったな・・・・
  やっぱ、いつでも気持ちを落ち着けて集中力を高められるってのは便利だ。
  ・・・・・・・・あんな父親だけど、これについては感謝だな。)」
 

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