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ゴーストスロッター 第35話



■ 第35話 ■

最初に優司の勝負相手が決まったあの日から約3ヶ月が経過━━━━━



現在、2004年10月15日。

優司を取り巻く環境は一変していた。


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T駅西口にあるショットバー『J's BAR』。
奥まった場所にひっそりと佇む隠れ家的なバーだ。

このバーにて、カウンターに並んで座り、各々の酒をちびりちびりとやっている二人の男がいた。

日高と真鍋だった。

この『J's BAR』は、まだ二人が仲違いする前、『エース』で共に勝ちまくっていた頃によく通ったショットバー。

二人とも、ここへ来るのは久しぶりだった。



日高は、目の前にあるブランデーをクイッと飲み干した後一つ大きく息を吐き、しみじみと話し出した。

「あれからもう3週間も経つのか。
  いやぁ・・・・ それにしても本当にビビった・・・・
  まさかあの広瀬にまで勝っちまうとはな。」

これに同調する真鍋。

「確かに。
  広瀬とやり合うのはさすがに暴走気味だと思ったぜ、あん時は。」

この日は珍しく、はじめからずっと二人きりで飲んでいた。

いつもは大抵3〜6人くらいで集まる日高たち。
しかし、「たまにはいいだろう」と、なんとなく二人きりで飲み始めたのだ。

二人きりで本音を話したい、という考えが互いにあったことが、二人きりになった最大の理由なのだが。

「なあ遼介・・・・ これから夏目はどうなってくんだろうな?」

「・・・・・ん?」

「まさかこんなに早く広瀬クラスと当たるとは思わなかったからさ。
  その上勝っちまうなんて。」

そう言い終わると、カラになった自分のグラスを持ち上げ、マスターにおかわりの合図を送る日高。

真鍋も、目の前の自分のグラスを手に取り、一口分残ったブランデーを一気に飲み干し、日高に
あわせておかわりをした。

それから、おもむろに口を開いた。

「でもよ光平、あの場合は仕方がねぇだろ。
  敵討ちだ、ってな感じで向こうから挑んできたんだし。
  そもそも夏目は、俺らとの勝負も合わせりゃ都合7連勝だったんだぜ?
  そろそろあのクラスのヤツから挑まれてもおかしくねぇって。」

「まあ、確かにそうなんだけどさ・・・・
  それでも、俺らとしてはやっぱり止めるべきだったのかもな。
  勝ったからいいものの、負ける危険性も充分にあったわけだし。
  現に、今までにない苦戦だったろ?」

「・・・・・ああ。 俺もさすがに今回は駄目かと思ったくらいだからな。」

「しかも、せっかく勝ったってのにメリットが少ないだろ?
  広瀬に勝ったことで、勝負相手探しにかなり苦労してるしよ。
  ただでさえ『8連勝』っていう冠があんのに、その8勝目があの広瀬なんだから当然だけどさ。」

「・・・・・だな。 もうそのへんのスロッターじゃ引き受けねぇだろうな。
  みすみす30万失うようなバカな真似、誰もしたがらねぇもんな・・・・」

「つまり、あの勝負には大したメリットはなかったんだよ。
  負けたら終わり、勝っても今後の相手探しが難航するだけ。
  それを考えれば、俺らとしては止めるべきだった。
  まあ、結果的に夏目の名は一層売れたけど。」

「でも、それが足かせになってんじゃあ意味ねぇな・・・」

しばし無言のまま、今しがた届いた酒をゆっくりとあおりだす二人。



長い沈黙。
互いに何かを言いたそうな感じでいる。

そして、何かを決意したように、ポツリと真鍋が言葉を漏らした。

「でもよ光平・・・・、夏目の奴、最近・・・・」

ここで一旦言葉が切れた。

「い、いや、やっぱいいや! なんでもねえ!」

そう言って、グラスを手にとり一気に酒を流し込む真鍋。
だが、特に不思議がる様子もなく、淡々と話しだす日高。

「なんとなくわかるよ、お前の言おうとしたこと。」

「え・・・・・?」

「・・・・・気づいてないのは本人だけ、って感じだろうな・・・・」

この日高の言葉を最後に、再び二人は長い沈黙に入った。


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場所は変わり、『エース』の真横のビルにある居酒屋『魚次郎』。
『串丸』に次いで、優司達の溜まり場となっている場所である。

今日は、優司・小島・斉藤の3人で飲んでいた。

斉藤は、元真鍋のグループに属していた人間。
優司に携帯を一つ譲った男である。

あれ以来、優司とも頻繁に飲むようになっていた。

そして今、、、

もう何杯目になるかわからないビールの中ジョッキをあおりながら大声でわめく男。
それは、優司だった。

「ったくよォ!!
  なんでこの街にはショボいスロッターしかいねぇんだッ!
  たかだか30万の勝負にビビりやがって! なぁ小島!?!?」

いつになく言動が荒く、周囲へのアタリも厳しい優司。
酔っているせいもあるが。

「え、ええ。 そ、そうッスよね・・・・」

「腑抜けばっかりだぜ!
  どうなってんだ!!
  なぁにがスロ激戦区だよ!?
  なんでこんなに相手が決まらねぇんだよ!?」

「ま、まあまあ・・・・ ちょっと酔い過ぎッスよ。
  それに、しょうがない部分もあるんじゃないッスか?
  あの広瀬さんにも勝っちゃったんだし、そりゃみんな警戒しますって。
  30万って、結構な大金ですから。」

「だからそれが腑抜けだっつってんだよ!
  名を売りたいヤツなんていくらでもいるんだろうしよ、ダメ元で挑んでこいってんだよ!!」

「・・・・・・・・・」

「大体日高と真鍋はどこ行ったんだよ!?
  なんで今日は二人とも来ないんだッ!?」

ここで斉藤が答える。

「なんか、今日は二人で飲みに行ってるみたいだよ。
  まあ、元々あの二人は幼馴染だし、水入らずで飲みたい時もあるんじゃないのかな?」

「・・・・ふーん。 それで俺らをほったらかしてるわけか!
  なってねぇな、あの二人も。」

「ちょ・・・・ ほったらかすって・・・・
  子供じゃないんだから、そんなこと言わないでよ・・・・」」



優司は荒れていた。

ただ勝ち続けているだけなのに、勝負相手が見つからずに悶々とする日々を迎えるハメになった今の境遇。
そのことに納得がいかなかった。

日高達の会話、そして今の優司達のやりとりからわかるように、優司はここまでなんと全勝しているのだ。
計8回のスロ勝負をすべて。

そして、それにより勝負相手がいなくなってしまった。

当然である。

20代の若者にとって、いや、一部の金持ちを除いては30万という金は大金。
一度に失えば、少なからずショックを受ける金額。

そんな金額をかけて、この地区の名手である『広瀬』にまで勝ってしまった男と、誰が好んで勝負をするだろうか?

冷静に考えれば当然のことなのだが、それでも優司には納得のいかないことだった。

勝者の自分がなぜ苦しい立場に甘んじなければならないのか、と。
 

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