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ゴーストスロッター 第20話



■ 第20話 ■

翌日の朝9:50。
『テキサス』の前。

「日高さん・・・・
  なんとかこの勝負止められないんですか・・・・?」

日高は、グループの他の3人と一緒に先に並んでいた。
開店まであと10分だというのに、まだ真鍋は来ない。

「・・・・・そりゃあ俺だってなんとかこんな勝負ヤメたいよ。
  でも、昨日の感じからいくと多分無理だな・・・・
  遼介とは何度も細かいケンカはしたけど、今回みたいな本気っぽい感じのは初めてだ。」

「・・・・・・・・」

「でも、アイツが来たらとりあえず話してみる。
  自信はないけど・・・・」

「お、お願いします!
  俺らが変な質問しちゃったからだって、3人でずっと落ち込んでて・・・・・」

「そんなことはねぇよ。 気にすんな。」

「・・・・・すみません。」

落ち込む3人に対し、気遣いの言葉をかける日高。

もちろん、発端となったのはこの男たちの質問だが、そこに悪意がない以上、それを責めても仕方がない。

そのまま4人ともなんとなく黙ってしまい、おとなしく真鍋を待った。

「あッ・・・・ 真鍋さん・・・・・」

1人が急に口を開いた。
ふと顔をあげる他の3人。

「・・・・・よぉ。 随分早いんだな。
  ここのオオハナなんて、開店ぴったりくらいでも座れるだろ?
  どうせ設定なんか入っちゃいないんだし。」

「・・・・・なぁ遼介、やっぱりやめないか?
  昨日はお互いに酔ってて、だからあんなくだらないことでついついケンカしちまったけどさ、こんな勝負
  したって無意味だろ。
  今までみたく、みんなでツルんで『エース』で喰っていこうぜ・・・・?」

「今更何言ってんだよ。
  ここまできちまってんのに、明日からまた普通に元通りに、なんてできるわけねぇだろ?
  変にギクシャクしちまうのがオチさ。」

「・・・・・・・・」

「もうやるしかねぇんだよ。
  どんなにくだらねぇことが発端だったとしてもな。」

真鍋の言うことも最もだった。
ここまできて「わかった、やめよう。」などとは言えるはずもない。

「・・・・・・・・わかったよ。
  やるしかないみたいだな。」

「ああ・・・・・・」


**********************************************************************


話は戻り、優司と日高が一緒に飲んでいる居酒屋。

「で?」

続きを催促する優司。

「ああ、結局その勝負は俺が勝った。
  オオハナのBIG中のジャックゲームで、何回ビタが成功するか、っていう勝負だったんだけどな。」

「なるほど、トータル24回のビタになるわけか。」

概ね、オオハナビを含むAタイプのBIG時のジャックゲームは、一度につき8回入賞のジャックゲーム、
それが3セットある。
よって、ジャックハズレがなければトータルで24回のジャックゲームとなる。

オオハナビの場合、ジャックゲーム中に変則押しをし、左リールにBARを中段にビタ押すとビタ止まり
するようになっている。
逆に、一コマでもタイミングがズレると中段にBAR以外の絵柄が止まる。

BIGの小役ゲーム中も、アシストを使わず完璧にハズす場合はこのビタが必要となるので、ビタ押しの
練習としてもよく使われていたものである。

「最終的に、遼介が23回成功、俺が24回成功。
  勝ったといっても、あいつもたった1回ミスっただけだ。
  こんなもん、その日の調子とかであっさりひっくり返っちまう。」

「まあ、そうだよね。」

「結局、それっきりさ。
  あれ以来あいつとは一度もまともに喋ってない。
  最初の頃は、何度か俺の方から話し合いに行ったんだけど、一切取り合ってくれなかった。」

「・・・・・・・・・」

「約束どおり、あれから一度も『エース』には来なかったしな。」

「つまり、今回の勝負で俺に勝てば、イコール日高にも勝ったことになる、それで1年前の屈辱が
 晴らせる、とそう考えてるのかな。」

「・・・・・ってことかもな。」

「はぁ・・・・・・ なんてしつこいヤツなんだ・・・・
  なんでそんなイヤな奴にあんなに人がついていってるんだ?
  なんか、3人ほど手下っぽいのがいたんだけどさ。」

「いや、遼介は人に嫌われるようなヤツじゃない。
  特に、下の人間からはかなり好かれるヤツだぜ。
  確かに、直情的でケンカっ早いし、ちょっと強引なところもあるから、初対面の人間には印象悪いかも
  しれないけどな。」

「そ、そうなの?」

「ああ。 面倒見もいいし義理堅いし、付き合ってみると面白いヤツだしな。」

「ふーん・・・・・」

意外だった。
つい先ほど喋った感じでは、とても良い印象など持てる部分がなかったから。

そして、もっと意外だったこともある。
それは、あれだけ「恨まれている」ということを伝えたのにも関わらず、それでも真鍋を弁護する
日高がいたから。

「結局、俺は真鍋との勝負は受けるしかないのかな・・・・」

「お前が受けると言った以上、そうなるだろうな。」

「・・・・・日高が仲裁に入るとかって、やっぱり無理・・・・だよね?」

「ああ、俺が入ったら余計にこじれると思うぜ。
  悪いけど、仲裁はちょっと厳しいな。」

「うぅ、やっぱり・・・・・
  マジかよ・・・・・・・ また30万賭けての勝負って・・・・
  今回負けたら、また元の文無しホームレスに戻っちゃうのに・・・・・・」

うなだれる優司。

それもそのはず。
せっかく抜け出せたと思った生活に、またもや引き戻されてしまうかもしれないのだから。

恐怖を感じるのは当然であった。

この街から逃げ出す、という手もないわけではない。

しかし、優司にとって「この街を離れる」という選択肢を選ぶのは相当厳しい決断。

苦しい生活に耐えながら記し続けてきたホール情報メモが完全に無駄になってしまうのだから。
それだけはしたくない。



うなだれている優司の姿を見て、日高が何かを言おうとしたが、その言葉をぐっと飲み込んだ。

その直後、優司が口を開いた。

「ねぇ日高、こんなこと頼めた義理じゃないかもしれないけど・・・
  あの・・・・ もし俺が負けた時、30万を俺に貸し・・・・・」

その言葉をさえぎるように日高が話し出した。

「おい、それ以上は言うなよ!
  俺がそこまでする必要があるかどうか、よく考えてから言ってくれよな。」

厳しい口調で切り捨てる日高。

「確かに、夏目があいつからそんな勝負を吹っかけられた発端となってるのは俺だ。
  でも、結局その勝負を受けたのは夏目だろ?」

「・・・・・・・」

「どうしても断りたければ、何が何でも断ればよかったんだ。」

「・・・・・・・」

何も言い返せず、黙り込む優司。
日高の言っていることは、悲しくなるほど的を射ている。

確かにその通りだった。

日高と何があったか知らないがそんな事など関係ない、勝手にそっちで解決してくれ、とでも告げて、
強引にその場を立ち去ればよかったのだ。

しかし、真鍋の圧力に負け、流されて勝負を受けてしまったのは自分。
子供じゃあるまいし、ここで日高のせいになどできない。

「わ、わかったよ・・・・
  悪かった、変なこと言っちゃって。」

そう言って優司は、ジョッキに残っていたビールを一気に飲み干した。

それから、二人は静かに居酒屋を後にした。
 

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