[1]スロットを評価すべきなのは/等価交換禁止について [2015/10/29(木)] |
「老害」・・・
高齢者たちが実権を握り、若年者(若者)たちが充分に活動できない状態を言う。
〜Wikipedia参照〜
どうもトーテムポールです。
最近よく「テレビがつまらなくなった」という言葉を耳にする。
現に私もテレビはほとんど見なくなったため、その意見には共感できる。
しかし、実際はどうなのだろうか?
本当につまらなくなっているのだろうか?
ということで、一週間くらい客観的な目線でテレビを見てみた。
確かに、昔に比べて刺激的な演出は押さえられているかもしれないが、つまらなくはなっていない気がする・・・
シーズンの切り替わりではない時期でも頻繁にスペシャル番組が行われているし、深夜の番組も面白いと思えるものが多い。
では、「テレビがつまらなくなった」と思っていたのは何なのか?
それは「慣れ」だと考える。
私はもうじき30歳を迎える。
幼い頃から今までアニメ、ドラマ、バラエティ、ニュースと一通り見てきた。
期間にして25年以上だ。
それだけ見ていれば慣れるし、飽きがきても全くおかしくない。
パターンはほとんど出尽くしてしまっている。
さらに社会人経験を積んだことにより、テレビを見ることが時間の無駄と感じてしまうことや、平日の夜は疲れているため純粋に楽しめないということもある。
言ってしまえば、私の年齢以上の人はテレビを見るプロである。
悪く言えば、冒頭で紹介した「老害」に当たると思われる。
プロが評価をすることで、偏った結果が出てしまうことは多々ある。
例えばM-1などのお笑いの審査員をベテラン芸人がやると、違和感のある採点が多くなることと一緒だ。
楽しいかつまらないかの判断は、初心者から中堅までが行うことがベスト。
テレビであれば、18歳以下の子の意見がいいだろう。
という前置きなのだが、この話はスロットにも言える。
「今のスロットは面白くない」
「4号機が良かった」
「ATなんてクソや」
こんな声をよく聞く。
というか私の声だ。
これも客観的に考えれば、説明がつくものが多い。
スロット人口において、通称北斗世代及びその前後にスロットを始めた人の割合はかなり大きいと思われる。←勝手な推測
その人達は、かれこれ10年はスロットに関わっているわけだ。
そして、4号機から5号機への移行→RT機→ART機→AT機という流れも経験してきている。
が、よく考えてみれば、中身は多少変わるが基本的にやることは変わらない。
コインを入れ、レバーを叩き、ボタンを押す。
機械割も決められた範囲の中だし、画期的に変わったことはない。
これを10年も続けていれば飽きるのが普通。
むしろ10年以上やっていることが凄い。
私の趣味であるパズドラも、どんどん新しい試みをして利用者を飽きさせないようにしてはいるが、10年後もやっているかと聞かれれば否だろう。
さらに理由を考えるとすれば、スロットをやり始めるタイミングは大学生や社会人1〜3年目という方が多いと勝手に推測する。
その時は時間に余裕があったり、金銭も自由に使えるという環境が整っているが、年齢を重ねると仕事が忙しくなったり、結婚をして使えるお金に制約ができてしまうことはよくある。
『打つ時間が減る = 勝ちにくい』
この方程式が出来上がると、昔のようにスロットを楽しめなくなることは想像できる。
誰だって、負けているより勝っているときの方が面白いからだ。
北斗世代が今、その年齢になっている。
あとは単に設定状況。
今は酷すぎる。
スロットとは残酷なもので、台の善し悪しが設定状況で変わってしまう。
クソ台でも高設定であれば楽しい。
逆を言うと、良台でも設定が悪ければクソ台の仲間入り。
時代が悪いという言葉で片付けてしまっていいのかわからないが、ここ数年、世に出た台は本当の評価を受けていないと思う。
あれっ?
何の話だっけ?
あっ、老害の話だ。
スロットにおいても、評価をするべきなのは「今スロットをやり始めた人達」であると考える。
純粋に今の台の評価をできるのは、昔を知らない人だ。
意外と楽しいと言う人が多いかも知れない。
むしろそうであって欲しい。
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