[2]連れスロ開催/B-MAXについて語る [2015/10/1(木)] |
さて、番外編として、今回の連れ打ちで工藤がしたファンタスティックなプレイを書いてみる。
下見で平日の夜に打ちに行った時に、工藤はジャグラーを打っていた。
トーテム 「工藤がジャグラー打つなんて珍しいね。 初めて見たわ。」
工藤 「だって初めて打ちましたから。」
????????
工藤は初代エウレカ世代である。
スロット歴は、短くても5年はあるだろう。
トーテム 「えっ? ジャグラー初打ち?」
工藤 「そうですよ。 さっき、急にランプが光って当たったんですけど、あれは何で当たったんですか?」
トーテム 「何で当たったか? チェリーじゃなかったなら単独だよ。 大体が単独で当たるよ。」
工藤 「へ〜、そうなんですか。」
マジか・・・
これがジェネレーションギャップってやつか・・・
きっと工藤の中でのスロットは、
レア小役を引く→前兆を経由する→当たる、
たま〜に何も引いてなくても当たる、
って感じなのだろう。
確かに5号機になってからは、当たりへのメインルートが小役になっていたし、エウレカ辺りからはかなり顕著にその傾向にあった。
そして連れ打ちの最後で、私とタケシがHANABIを並んで打っていたため隣にきた工藤。
工藤 「これってどうやって打つんですか?」
トーテム 「暖簾を狙ってハサミ打ちして、氷がテンパイしたら中リールも氷を狙うだけだよ。」
工藤 「わかりました。(リールを凝視する工藤) ・・・暖簾って何を目安に狙えばいいですか?」
トーテム 「ん? まさか見えない? でも、AT機打っているときとか普通にBARも見えているじゃん。」
工藤 「いや、なんかこれ見にくいです。 トーテムさんは見えているんですか?」
トーテム 「別に自慢するわけじゃないけど、ボーナス図柄以外も全部見えているよ。」
工藤 「!!!!! えっ? 嘘だ。 どんな目しているんですか?」
トーテム 「Kもタケシも見えているけど・・・」
工藤 「・・・」
本当に見えていないようで、左リール上段に全く暖簾が止まらない工藤。
でも、見えなくてもしょうがないのかもしれない。
だって工藤がやり始めてからは、最低限の図柄が見えていればいいものが多く、さらに言えば7すら揃えなくてもいい台が増えている。
レア小役が揃うときはレバーオンで演出が発生するし、スイカの獲得枚数も少なくなり、取りこぼしの損もたいしたことがない。
そして極めつけはこの行動。
私が先にコインを流していたら、タケシが話しかけにきた。
タケシ 「いや〜、危なかったよ。 工藤がやめていいですかって聞いてきたから台を見てみたら、〈た〜まや〜〉のランプが付いていてさ。 俺がいなかったらあいつ、あのままやめていたよ。」
マジか・・・
確かに〈当たり〉とは書かれていないからな。
知らなければ〈た〜まや〜〉=当たりにならないのか・・・
リーチ目で捨てていくことはありえるけど、たまやランプが付いていて捨てるって初めて聞いた。
実際にそんな状態で落ちていたら、座って良いのか小一時間考えてしまいそうだ。
たまやランプについて工藤に聞いてみたところ、
工藤 「ランプが付いたのはわかったんですけど、何だかわからなかったので気にしませんでした。 やっぱりAタイプはよくわかんないです。」
という返答。
う〜ん。
工藤は悪くない。
が、どうなのだろう?
思わぬところで考えさせられることに遭遇した。
ここまでじゃないにしても、同じようなスロッターはたくさんいることは想像に容易い。
工藤がAタイプの面白さがわからないように、私はAT機の面白さがわからない。
どっちが正しいわけでもなく、ただ単に価値観が違うというか、やり始めた時代が違うだけだ。
私はスロットにおいて出目や目押しを重要視しているが、そんなものは煩わしいと思っている人もたくさんいるのだろう。
実際にホールでは、AタイプよりAT機の方が人気なことを考えると、多数派だと思っていた私は実は少数派なのかもしれない。
皆さんがどう考えているのかがとても気になる。
NEXT!!
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