[1]徒然稼働記(まどマギ/サンダーVリボルト/懐かしき旧台) [2015/9/3(木)] |
最近新しくできる店と言えば、コンビニか美容室か歯医者かラーメン屋というが私の地域の相場だ。
ラーメン屋はチェーン店から個人の店まで様々だが、一昔前に比べると圧倒的に店舗数が増えた業界と言っていいだろう。
それに伴い、我々消費者の舌もかなり肥えた。
そんな激戦状態の業界になれば、勝ち残る術は限られている。
「旨い、早い、安い」
上記のいずれか、又は全てを満たしている店だ。
そして私の家の近所には、「不味い、ちょっと遅い、安い、接客悪い、No BGM、営業時間短い」というラーメン屋があり、昔からそこそこに繁盛している。
一杯370円と値段は安いのだが、どうにも美味しくない。
むしろ不味い。
ただ、チャーハンと餃子は旨い!
が、皆が注文するのは不味いラーメンなのだ。
麺はゴムのようで、チャーシューも柔らかくもなければ味も染みこんでいない。
私が初めて食べたのは20年前だが、そこから味が変わっていない。
では、なぜこの店が潰れるどころかそこそこ繁盛しているかと言えば・・・
「変わらないこと」
これが、結果として良かったのだろう。
どの業界においても、時代の変化に合わせて変わっていくことが大事であるが、変わらないこともそれと同じ位に重要である。
この店は「変わらないこと」がウリになっていて、あそこに行けばあの味、あの空気感があるという安心を客に与えてくれる。
所詮、人間の味覚なんてたかがしれている。
目をつぶって食べれば味が分からなくなるなんてこともザラだ。
大事なことが何なのか?を考えながら、今日も私は不味いラーメンを食べに行く。
どうもトーテムポールです。
意味深でありながら、意味不明な出だしで始めてみた今回の徒然考。
ラーメン屋の話は、本編とは全く関係ない。キリッ!!
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