[1]スロ吉れっどと外部信号語り [2018/10/3(水)] |
皆さんこんにちは、スロ吉れっどです!
ホールに行って台を選ぶ際に欠かせないアイテムとして、「データカウンタ」があります。
パチスロ機の上部に付いている、お馴染みのアイテムですね。
昔のデータカウンタと言えば、大当たりの回数、小当たりの回数、現在の回転数や総遊技数といった、必要最低限の情報しか見れませんでした。
しかし昨今のデータカウンタはとても優秀で、過去の当たり履歴や台の差枚数、スランプグラフまで見れてしまうものも多く、台を選ぶ際に役に立つものとなっています。
今回の語りはいつも以上にマニアックな内容になるかもしれませんが、パチスロのデータカウンタを表示させるための情報源となる「外部信号」についてお話をしていきたいと思います。
【スロ吉れっどと外部信号語り】
データカウンタの表示に関する情報は、基本的にパチスロ本体を司るメイン基板から送信される「外部信号」が基になります。
「外部信号」とはその名の通り、「パチスロ機の外部へ送信する信号」の事。
(外部へ送信する信号なので、パチスロ機内部に信号が送られる事はありません)
この外部信号で送信してる情報は、大きく分けると5つあります。
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@メダル投入信号
Aメダル払出信号
B大当たり信号
C小当たり信号
DART信号
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これらの5つの信号について詳しく見ていきましょう。
■メダル投入信号
メダルを規定数投入し、スタートレバーを押下するとリールが回りだします。
このリールが回りだした時に、現在投入されているメダル枚数に応じて、メダル投入信号が送信されます。
一般遊技中なら大抵が3枚掛けなので、3回分のメダル投入信号が送信されることになります。
またリアルボーナス中なら、1枚掛けや2枚掛けで遊技することがありますが、この時には、1回分又は2回分のメダル投入信号が送信されることになります。
このメダル投入信号が送信されることにより、ホールのデータカウンタに投入メダルの情報が送られ、現在のプレイ数が「+1」されたり、台のIN枚数がカウント出来るようになるわけです。
■メダル払出信号
リールを全て停止させた時に、有効ライン上に特定の図柄組合せが揃ったか否かの入賞役判定をメイン制御で行います。
この入賞判定において、払出がある図柄組合せ(1枚〜15枚)が揃った場合、配当枚数に応じてメダル払出信号を送信。
1枚の払出なら1回分のメダル払出信号が送信され、2枚の払出なら2回分のメダル払出信号が送信され、最大15回分のメダル払出信号が送信されることになります。
(規則上、入賞役の最大払出は15枚)
このメダル払出信号が送信されることにより、ホールのデータカウンタに払出メダルの情報が送られ、台のOUT枚数がカウント出来るようになるわけです。
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