[1]スロ吉れっどと5号機語り [2018/10/17(水)] |
皆さんこんにちは、スロ吉れっどです!
遂に6号機一発目の機種として、大都技研から「HEY!鏡」が登場しましたね。
6号機の新しい時代の幕開けは元開発者としても楽しみですし、各メーカーが今後どのような6号機マシーンを制作していくのか気になる所でもあります。
平成という時代が今年最後であるように、新しい時代の幕開けがあると言うことは、古き時代の終焉もあるということです。
まだまだ市場の9割以上が5号機で埋め尽くされている現状ですが、来年、再来年には5号機が徐々に無くなっていき、いずれ6号機で埋め尽くされる状況を考えると、少し寂しいものがありますね。
その光景は、まるで4号機時代から5号機時代に移り変わった時の感覚と同じです。
ということで今回の語りは、そんな5号機について振り返ったお話をしていきたいと思います。
【スロ吉れっどと5号機語り】
5号機が初めて登場した時、私自身バリバリの大学生だったのを今でも良く覚えています。
4号機で溢れる鉄火場のホールの中に、ポツンと登場した5号機。
5号機一発目は、社会現象を起こしたアニメとのタイアップ機「新世紀 エヴァンゲリオン」。
当時の私は学生だったので、パチスロの規則的な事などは全く知らず、当然5号機のシステムも何も知らない一般ユーザーでした。
「新台が出たらとりあえず打ってみる」というのが、当時の私のパチスロスタイルでもありましたが、5号機初となる「エヴァンゲリオン」を打った時の衝撃は半端ないものでしたね。
@とにかく回る(千円当たり45回転以上)
A当たりが重たい(設定1でBIG:1/452/REG:1/1310)
BRTがある(REG後100GのRT)
C機械割が低い(設定6で110%ほど)
この4つが印象的だったのを思い出します。
4号機では、千円当たり30回転回ればいい方なのに、40回転以上平気で回るのには驚きを隠せませんでした。
小役のヒキがいいときは、千円で100回転以上も回ることもありましたからね。
もちろんコイン持ちが良い分、当たりが重く、データカウンタで500超えや1000超えは当たり前の光景でもありましたが。
それでもスランプグラフを見ると吸い込みが甘いので、「これが遊びやすいという噂の5号機なのか!」とも感じたりしました。
また、リプレイ確率を特定条件下で変動可能になった5号機のシステムを活かしたRTは斬新なモノでしたね。
このエヴァンゲリオンでは、REG後に100GのRTがついており、コインを減らさずにボーナスを目指せるのは美味しい部分でもありました。
ただ、そんな色々と斬新な部分が多い5号機初のエヴァンゲリオンですが、設定6の機械割が110%ほどしかなく、当時の4号機の高設定の機械割と比べても、圧倒的に低いものでした。
そんな5号機初となるエヴァンゲリオンは、コイン持ちの良さで話題にはなりましたが、出玉率の低さや、4号機と比べた際のゲーム性の低さから、陽に当たる事はありませんでした。
その後、エヴァンゲリオンのようなマイルドなスペックの5号機が続々と登場しますが、どれも既存の4号機に勝る機種ではないので、5号機に暗雲が漂い始めてきます。
この時、ほとんどのパチスロユーザーが、
「5号機は終わっている」
「パチスロはもう終わりだ」
と感じた事でしょう。
勿論、私もそう思ったユーザーの一人でした。
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