[2]スロ吉れっどと5号機語り [2018/10/17(水)] |
そんな重苦しい5号機時代に光を指す機種が登場します。
それは・・・「リプパン外しシステム」を利用した機種。
●ボンバーマン
●スパイダーマン
●リングにかけろ
●仮面ライダーDX
これらの機種の登場で、5号機でも大量のコインを出すことが可能となり、5号機がようやく表舞台に出てきた瞬間でもあります。
さらに・・・
●バイオハザード
●新鬼武者
●初代エウレカセブン
●番長2
これらの機種の登場で、5号機の躍進はますます加速し、押し順でRTへ移行させ、押し順で小役取得を容易にしたシステムである「ART機」が主流になっていきます。
さらにさらに・・・
●北斗の拳転生
●ミリオンゴッド凱旋
●アナザーゴッドハーデス
●バジリスク絆
これらの機種の登場で、5号機の出玉速度はMAXになり、同時に5号機での万枚が当たり前に見えてくる「AT機」が主流になる時代へ。
この時が、5号機の最高潮とも言えるでしょう。
しかし、そんな良い時間も当然長く続くことはありません。
射幸性の強いゲーム性で溢れかえった現状に、お上さんがお怒りになり、5号機にも規制が入るようになります。
≪新基準機以降≫
●出玉の管理を従来のサブ基板ではなく、メイン基板で管理すること
●3000枚規制(1500G有利区間)
ROM容量に制限があるメイン基板で出玉を全て管理しなくてはならなくなったことにより、従来のサブ基板でおこなっていた様な複雑なゲーム性を盛り込めなくなりました。
また、3000枚規制(1500G有利区間)が適用されることで、出玉性能が制限されるようになりました。
5号機を振り返ると、
「√(ルート) 」のようなスランプグラフとも言えるでしょう。
今はその右端が、右下がりになっている現状ではありますが。
4号機時代も、「爆裂AT機」「大量獲得機」「ST機」などの登場で一気に時代が加速しましたが、「初代ミリオンゴッド」での射幸性問題もあり、4号機の終盤以降は徐々に衰退していきました。
こちらも「√(ルート) 」のようなスランプグラフとも言えるでしょう。
4号機と5号機。
時代は違えど、その両方の歴史のスランプグラフは実は似ているように感じます。
そして迎える6号機。
歴史が繰り返されるのならば、6号機も同じ道を辿るのでしょうか。
いずれにせよ、色々と楽しませてくれた5号機よ、ありがとう!
「振り返ると山あり谷ありの5号機!! お疲れちゃん!」
今回のコラムはここまでにさせて頂きます!
それでは皆さん!
レバーに魂を込めて…Good Slot Life!
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