[3]旧基準機or新基準機論争を俯瞰で見てみよう/そして最後に… [2017/3/20(月)] |
【旧基準の扱い方と新基準の扱い方】
4号機時代末期、ホールによって4号機の扱われ方の違いは顕著だった。
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1.使えるだけ使い、5号機など目もくれずに4号機を置き続けたお店。
2.4号機も5号機も併設し、かつ徐々に5号機の稼働を上げるために割を5号機にシフトしていったお店。
3.一気に5号機に転換したお店。
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ホール調査をしたわけではないので私感になり申し訳ないが、やはり今でも生き残っているお店は「2.」に該当するお店だろう。
4号機に固執したお店は、5号機になったときに一気に廃業が進み、一気に5号機にしたお店は、その分の投資がホールの集客に追い付かず、結果廃業するというような状況を見聞きすることが多かったように思う。
結果、今でも生き残っているお店は、「扱い方」と「魅せ方」が分かっているお店だ。
今で言えば、旧基準に依存するやり方をしていれば淘汰されてしまうだろうし、新基準に一気に舵を取るのも危険だろう。
なので、いかに自ホールのブランドを高められるかがポイントになりうる。
特に今は、中途半端な時期である。
5.9号機が間近に控えているからだ。
それを前提に、5.7号機を盛り上げるのは至難の業かとは思うが、ここを盛り上げてこその5.9号機であることをわかっているホールが、今後も生き残っていくのではないだろうか?
【結論:業界的には新基準。ユーザー的には見極めを】
業界的な見方をすれば、当たり前に新基準を盛り上げなくてはならない。
これが動かないことには、次の展開で盛り上げようなど夢のまた夢である。
さらには、新基準で稼働を確保できていないお店なんかは、5.9号機になれば、余計に苦しくなることは必然だ。
そのためにも、今の中途半端な時期でどういう配分がユーザーの心をつかむかを考える必要があるのではないだろうか?
出玉的なことで言えば、「3,000枚規制」が目の前にある。
それまでにユーザー側としては、出るまでの波の穏やかさに慣れる必要は出てくるかもしれない。
その慣れるまでの分岐点が、「旧基準と新基準の混在なのだ」と思えれば、この新旧が混在している状況も糧となるのだろう。
遊びと判断するのであれ、ギャンブルと判断するのであれ、付き合い方の節度さえ守れれば、ぱちんこ・パチスロは楽しいものだと思う。
どういう規制があったとしても、それは変わらない業界であることを祈って、この稿を了としよう。
【終わりに】
さて。
書き終わりました。
そして唐突ですが、、、
本日をもって、「回胴小噺」は最終回でございます。
これまで何度か休載をいただきながら続けてまいりましたこの連載も、54回にてその歩みを止めることとなりました。
終了させていただく主な理由は「本業の多忙さ」。
来月から新年度ということで会社での立場も変わり、今まで以上に本業の方で時間を遣うことになりそうでして。
それにより、執筆はもちろん、執筆の為の情報収集・情報精査にかける時間の確保が難しくなった為、やむなく連載終了を願い出ました。
正直、最後の方は辛かったですな。
いや、単純に時間が無くて辛かったとか、評価1点がイヤだとか、そういうことではなく、自分の「業界人」という立ち位置としては「業界に関する記事を書くのであれば、もっと別のアプローチがあるのにな」と思っていましたから。
でも、自分の置かれている立場や「パチスロ立ち回り講座」の拡がりを考えると、軽々に書けないことも増えてきましたからね。
難しいものです、ホントに。
管理人のクランキーさんをはじめ、サイトの方々には本当に良くしていただきました。
本当にありがとうございました。
それでは最後に、読者様とサイトの益々の発展とご健勝を祈ったところで…
お時間です。
ありがとうございました。
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