[3]復帰第一弾!業界のことを徒然に [2016/10/17(月)] |
【「君の名は。」大ヒットに見る、わざわざ観たくなる感覚】
もはや、世間は「前前前世」。
ジブリ以外では初の興行収入100億円越えの空前の大ヒットとなった「君の名は。」。
あの映画のどこがどういいかを議論したいというわけではなく、とあるクリエーターさんが以下のように評論していたのが興味深かった。
「あの映画はストーリーとしてすごいというより、ミュージッククリップを観ているようだった。 あの監督の真骨頂とも言った感じ。 内容がどうこうというより、あの手の映画を『視聴者が見たい』というところに昇華させたのはすごい。」
とのことである。
そもそも「君の名は。」の目標興行収入は、「(行って)15億」だったのだそうな。
それが今や、その10倍はゆうに超えそうな勢いである。
一昔前のアニメ文化と言えば、子供が見るもので、ちょっと前だと特異な固定層、いわゆるオタクと言われる方々が中心だった。
それが最近では、老若男女をすべて取り込めるものがアニメの人気のバロメーターのように思える。
ここになんとなく、パチスロ人気回復のヒントがあるような気がしてならない。
いや、別にこういう人気のアニメの版権を頑張って取ってくれ、とメーカーに言いたいわけではなくて。
スペックありきではあるが、4号機時代の「北斗の拳」の人気は、それはそれはすごかった。
それこそ20代の学生から70代の年金暮らしのお年寄りまで、老若男女すべてを取り込んだ台だったように思う。
「ヘヴィーユーザーが中身を知れば、より面白くなるけども、ライトユーザーでも見た目上の面白さはシンプルに」というところが、メディアミックスにまで発展したような人気になった。
スペックというよりもゲーム性。
版権というよりもゲーム性なのだ。
今のところ、規制が入ってから出てきた新台で、例えば「偽物語」あたりは、どうしても初代のゲーム性を踏襲したものを「今のスペックに合わせたもの」であり、それはほかの続編台についてもおおよそがそういうものが多いように感じるのはわたしだけではないだろう。
ということは、まだ「今の時代に合わせたこれ!というスペックありきの台」というのは出ていないということになる。
で、あればだ。
今後「これ!」というスペックはまだ出てくるのではないだろうか?
終わった業界だとネガティブにリードするのではなく、今後起こりうる可能性とスペックに期待するのもまた、業界の見方として間違ってはないと思う。
【終わりに・・・】
さて。
いかがでしたでしょうか?
急に書き方変わったなおい!と思った方も多いことでしょう。
ええ、私もそう思います。
ですが、まぁ、ほんとここにきていろんなライターが増えたことですし、まぁ、少し硬めのコラムにわたしが傾倒してもいろんな文章があっていいかなと。
そんな風に思った次第なんですな。
本当はもう少し、色々書きたかったのですが、そっちまで書くとエラい長くなるので、とりあえず、今回はこの辺でパソコンを閉じることといたしましょう。
不評とあらば、一気に書き方変わるかもしれませんが、その辺はご愛敬で。
ご容赦いただけれと思います。
といったところでお時間です。
お目通しありがとうございました。
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