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回胴小噺


[3]全日遊連が振り上げた拳の行方 [2016/2/8(月)]

【責任問題=お金の問題】
強制的に撤去しなくてはならないということは業界全体として被害が大きいわけですが、ホールとしては撤去問題を理由にまでして「おつきあい」で買いたくもない台を買わされたくないわけです。

なので、「高射幸性機」とは違う「不正くぎリスト」に対しては、メーカーが下取り対象とするべきだと言っているわけですね。
つまり、不正くぎについては完全にメーカー負担で下取りしてくれというのが、全日遊連の姿勢です。

しかし、メーカーとしては現役稼働中のものが納品状態であるという保証はできかねる(というか、しない)わけですから、全額負担しろというのはいささか乱暴であるというのが日工組の姿勢です。

なぜできないかというと、日工組としては、あくまで暗黙の了解ありきですが、「くぎはいじられるもの」としてぱちんこ台を作っています。
だから、これまでも全日遊連側から前述のように納品状態の遊技性能の保証を求められたとき、日工組は無視してきたのです。

納品状態の保証に関して大丈夫ともダメとも言っていません。
というか、言えないわけですよ、いじられる前提で作っているから。

それをさらに現役稼働のものに対して保証となると、もはや納品状態からどこのくぎがどれだけいじられているか、さらにそのくぎの状態によって、遊技性や射幸性がどれだけ変わるかをメーカーサイドで保証するのは自分で自分の首を絞めることになります。
「いじられているのだからそれは全部違法機です」と。

だから、できかねるというのは建前で、しないというか、したくないわけです。
するとなると、全撤去だし、それこそ「保証」ではなく「補償」問題に発展してしまうからです。

つまり、どちらも負担額を減らしたいのが見え見えなのですね。

はたから見ているとどっちもどっちなのだから、「喧嘩両成敗で丸く収まりなさいよ。折半にしたらいいじゃない?」という気もしなくはないのですがね。

もしくは、警察庁から少し救いの手を差し伸べてあげたらいいのにとも思うわけですよ。
だって、「保通協が良しとした」責任については目を瞑ってくれているのですから。


このように、とかく全日遊連はメーカーに対しては強硬姿勢をとる団体です。
メーカーに対しては「我々が言わずして誰が言う!?」くらい強気です。

本来ならば、撤去にあたってはPCSAの方が大変な被害を受けるわけですよ。

ちなみにPCSAとは「パチンコチェーンストア協会」のこと。
いわゆる大手チェーンの組合団体です。

不正くぎのリストが出てきたら、遊技機の店舗移動も不可になるし、中小ホールに比べたら設置の絶対数も多いので、完全撤去となったら大手の方が大変だと思うのですが、PCSAは右に倣えで日工組の動きに追従したわけです。

この辺がまぁ、業界の面白いところというか、変わったところというか・・・って感じですね。

 


【さて、振り上げたこぶしの行先は?】
今回の問題で全日遊連は下取りの責任をメーカーに求めたわけですが、おそらくこのままではどっちも共倒れになる可能性が高いことは頭ではわかっているのだろうと思います。
そこまで、愚かな組合じゃありませんから。
どこかで折り合いをつけに来るはずです。

しかし、「ホールこそ被害者だ」って拳をあげちゃったわけですから、感情論としてそのあげた拳はどこかにおろしたいし、どこかこの感情のうやむやをぶつける場所を作るのではないでしょうか?

その拳の行先が「反・抱き合わせ」に向かうことを期待したいと思っております。

昨年の遊技機の販売の約1/4は、「お付き合い」だったり「将来のキラーコンテンツの為」だったりしたわけです。

大量に買わされた1台40万円以上する台が、導入翌週には2〜3万で買えるようになっていたら、そら異常でしょう。
だからと言って、供給が少なくて、100万円超えちゃうような台もやはりおかしいわけです。

「健全化」として、台の性能もさることながら、台の運用、強いては需要と供給のバランス感覚もメーカーとホールで「健全」なものにしてほしいと期待したところで、今回はお時間です。

お目通し、ありがとうございました。

 


【最後に】
稚拙ながらも「業界コラム」として書かせていただいているので、ここに少しだけ書かせていただければと思います。

業界誌においては西の最大手と言っても過言ではない「シークエンス」誌。
その雑誌社の代表であり、業界を愛し、愛されてきた業界メディア媒体の大物「三浦健一氏」が1月25日に亡くなりました。

個人的に「遊技」としてのパチスロではなく、業界そのものに興味を持つきっかけとなった同氏が亡くなったことに対して哀悼の意を禁じえません。

もちろん、業界の製造メーカーであるわたくしは私的交流があったわけではありませんが、三浦氏のメディア等での言葉なくして、今のわたくしはありません。

甚だ恐縮ではございますが、この場を借りてお悔やみ申し上げます。
合掌。

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