[3]2014年の稼働貢献台から探る5.5号機のトレンド [2015/8/10(月)] |
【6位:ニューアイムジャグラーEX-KT】
ハッピーより発売時期が遅かったから、ってだけですかね。
当たり前のように入ってくるのだから、それがジャグラーのジャグラーたるゆえん。(2回目)
【7位:リング 8位:麻雀格闘倶楽部 9位:モンハン月下】
リングと麻雀格闘倶楽部に関しては、健闘の部類に入るかと。
モンハン月下に関しては、市場人気に比べて思いのほか伸びてこなかったなぁというのが正直なところ。
なので、モンハン月下に関しては広報の失敗が大きかったような気がします。
「モンハン」というコンテンツの人気もあってか、メーカー側から結構雑誌のDVDやテレビメディアでの「掲載規制」が強かったのですよね。
「実戦動画」みたいなのがメディアにあまり出てこなかったので、メディアを通して「打ってみようかな?」と思うようなユーザーの興味を引っ張れなかったのではないでしょうか?
「パチスロ」はするけど「ゲーム」はしないという人からしたら、できたらメディアで観て、面白いそうかどうか判断させるのはありなんじゃないかなぁと思うのですがね。
ゲームコンテンツを多数抱えるエンターライズとしては、今後はその辺のコマーシャルのあり方なんかも課題になってくるのではないでしょうか。
2015年はバイオハザード6なんかも高稼働をキープしているように見えますので、お盆休暇中にどういう風に扱われるのか要注目ですね。
【10位:サラリーマン番長】
新しい「マップ解除」という概念までつけてぶっこんだキラーコンテンツの割には、思いのほか伸び悩んだ印象です。
惜しむらくは、「検定通過」が遅れたこと。
たしかこの機種、当初の予定では盆前には販売の予定がたっていたはずです。
それが「本命スペック」が通らなくて、発売日が遅れたのではなかったかと記憶しております。
うん。
だって、あの時本当に生産大変だった・・・。
おっと!いけねぇ・・・。
閑話休題。
販売台数は確か2014年で唯一の10万台越えだったはずなのに、稼働がそこまでついてこれなかったという事を考えると、現在の市場規模からすると「1機種に10万台」は売れない方がいいということなのかもしれません。
北斗〜強敵〜にしてもMAX8万という事を考えると、そういうことなのでしょうね。
まだ打っていないので評価は避けますが、今年で言えば「ジャッカスチーム」はもしかしたら大化けするかもしれませんよ。
正直、大都技研というメーカーは販売力や開発力よりも、ゲーム性の「企画力」が高いというのが業界評価。
会社の色としても「ハードよりもソフトにお金をかけるべし!」というような印象ですし。
当サイトの「ジャッカスチーム」の「ホール側の扱い方や反応」のコーナーにも、「評価が割れた」とありました。
こういう、どうなるのかわからない事をしてくるのが大都の面白さです。
そして、この「どう転ぶかわからない」っていう「新しさ」が、「人気」につながる可能性は大いにあります!
大都は、今後は「ノーマルタイプ」にも力を入れてくる模様ですし、2015年を種まき期間として、2016年に稼働貢献席巻というくらいの台を出してほしいものです。
2014年稼働貢献トップ10メーカーなんかはこんな印象ですが、2015年は他にも・・・
●戦国コレクション2(KPE)
●ゴッドイーター(山佐)
のような人気タイトルも出ていますし、
●麻雀物語3(オリンピア)
●エヴァ〜希望〜(ビスティ)
みたいに、「新基準」に準じた台も導入後にそこそこの評価を受けてきています。
さらには、上でもちょっと触れた「北斗の拳〜強敵〜」なんかも9月に販売を控えております。
なんだかんだ業界に閉塞感があっても、こういう、稼働がどうだ人気がどうだって考えているのって面白いものです。
今後も色々話題にのぼる機種が沢山出てきてほしいなぁと期待したところで、お時間です。
ご拝読ありがとうございました。
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