[2]あの頃、あなたは若かった…_『だくだく/書割盗人(かきわりぬすと)』にのせて |
いつ頃のことだったかちょっと覚えていませんが、確か、ぱちんこの法解釈が変わって確変が1回ループになったころの事だったと思います。
当時わたしは「大一商会」からでた「CRピンクレディ」ばかり打っていたように記憶しております。
あの、ステージに磁石のついた役物が球の動きに「遊び」を加えてくれましてね。
そして、純粋に事が起きるだけでアツかったステップアップ演出。
ステップ5まで行ったら、あとは「UFOリーチ」を祈るのみ!というね。
海には及ばずとも、シンプルなゲーム性が大好きでございました。
そんなピンクレディと確か同時期だったと思います。
違ったらごめんなさい。
まぁ、昔のお話ということでご容赦いただければと。
初めて見た時に、「なんじゃこりゃ!」「こんなことしていいのか?」ってな機能を搭載した機種が出てきましてね。
それがこちら。
CR笑点。
言わずもがなの、日本テレビ系列の長寿番組。
今は亡き5代目円楽を模した役物が「ステップ5」か何かで、ゲラゲラ笑うっていうね。
ハマりが深いときは実に不快な演出がありましたな。
ただ、今日紹介したかったのはそんな「円楽役物」ではなく、盤面の左下の部分。
これが、「タッチdeセンサー」とか何とかいって、変動をスキップできる代物だったんですな。
この台、平和から発売された機種だったと思うのですが、このCR笑点の前に1機種同機能を搭載した機種を出していたようですが、当時、わたくし自身はこういった機能を搭載したものをこの機種で初めて見ましてね。
いやぁビックリしましたよ。
液晶が黒地の白抜き画面になり、液晶の真ん中に、
「ボン」
とかなんとか・・・。
そんなのが出て、変動をキャンセルできるわけですな。
当たり前ですが、保留一個消化してですよ。
しかも、押すのではなくかざすだけでいいっていうね。
そのお気楽さも手伝って、来る日も来る日もポンポンポンポン…。
笑点を見つけて以降は、笑点ばかり打っていました。
当時の状況的に、等価交換で「20回転あれば優良店」とされていたものが、多少くぎがきつくてもスキップで時間効率を上げれば、1000円で25回転くらいは狙えた、そんな機種なので、思い出もひとしおなわけです、わたくし。
まぁ、「回ったから、面白いから」ってだけならほかにもお世話になった機種はたくさんあるわけですが、これにはもう一つ思い出深い身内話がありまして・・・。
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