[1]スロット開発時に意識すること〜演出バランス調整編〜 [2017/12/14(木)] |
12月も中旬に入り、いよいよ2017年も終わりが近づいてきた。
年末はだいたい大物タイトルが発表され、市場をにぎわせてくれるものだが、今年は規則改正の問題もあり、スロットの新台は少なく厳しい状況といえるだろう。
何よりワクワク感が足りない…
私はイチユーザーに近い立場でスロットと触れ合っていると自負しているので、この時期に新台が出てこないのは、物足りない気分になってしまう。
みなさん、こんにちは。
そうは言っても新台効果は重要だなぁと感じてしまう設定六郎です。
新台の情報に胸を躍らせていた頃が懐かしい…
それでは、質問に回答していこう。
>大手メーカーのユニバが赤字みたいですが、他メーカーも似たり寄ったりですか?
昨年は一年間を通して80万台超の機械が売れていたわけだが、今年はメーカーにとっては厳しい一年となり、約70万台程度と大きく下がっている。
当然赤字のメーカーも出てくるだろう。
とはいえ、好調のメーカーも当然ある。
例えば番長3・政宗2とヒット機が続いた大都は好調だったと言ってもよいのではないだろうか。
とにかく大都は、番長が出た時の一撃の売れ方がすさまじい。
これだけ市場が冷えていても、番長はしっかりと稼働・増台という流れを辿っていったのはさすがと言える。
北斗が厳しい結果だっただけに、番長のブランド力はかなり強固な物になった。
まぁ、厳しい時期だからこそ、きちんとヒット機を出したメーカーはその後の機械もホールの期待が集まり、販売台数が伸びやすい傾向にある。
そのため、メーカーによって成績の幅が開きやすいのが現状の市場状況である。
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