[1]5.9号機デビューに向けて [2017/11/2(木)] |
職場での休み時間の過ごし方は色々あるだろうが、昨今ではおそらくスマホでゲームというのが見慣れた光景であろう。
それは、私の職場とて変わらない。
むしろ、一応ゲームのようなものを制作している我々のような人間からすると、非常に折り合いがよいらしく、独りコツコツとプレイする人間もいれば、集まってワイワイといった具合にさまざまだ。
おまけに、スロットで金銭感覚の壊れた輩が大多数であるため、重篤な課金中毒者も多数と、別業界でも十分な養分となっている次第である。
みなさん、こんにちは。
やはり、見返りのないスマホゲーにはどうしても熱中できない男、設定六郎です。
私はやらないから分からないわけだが、しかし周りでは結構な課金を相変わらずしているようで…
スロットは時間制限があるが、スマホゲーは時間制限なくユーザーの資金力を奪っていくわけで、ある意味他メーカーよりも最も恐ろしい存在と言えるだろう。
今後は、スロットがよりダラダラして投資価値を感じにくくなる分、すでに投資に対して回収以外のリターンを生み出しているスマホゲーからは色々学んでいかなければならないだろう。
真面目か。
というわけで今回も、いただいたコメントの中からいくつか抜粋して質問に回答していこう。
>公表の機械割と実際の機械割が違う場合などにメーカーに罰則はないのか?
これは特にないな。
というのも、機械割に関しては、算出の仕方などによって数値が変わってくるので、一概に保通協での数値とメーカー公表の機械割が違うものを出しているとは言い切れない。
例えば、リセット恩恵が強い機械で必ずリセットをかけて回す場合と、必ず据え置きで回す場合とでは、回す区間によっては大きな差が出るだろう。
なので、発表値がどういう意図で出されているものか知りようがないし、このような条件で算出したものを機械割として発表しなさいというルールもない。
だから、ペナルティは実質かけようがないと言えるだろう。
ただ、ユーザーからしたら毎度設定6の機械割が公表値を下回っているなど、フェアでないと感じてしまうのは無理からぬ話。
まぁ、ただ最近のネット社会においては、この手の詐称はさまざまなデータなどからすぐわかるし、それが設定データとして暴露される時代だ。
そして大きく詐称しているような機械は、大体が残念な結果に終わっていることが多い。
そうそう甘い世の中ではないということだ。
>ボーナス図柄をちゃんと揃えたり、おまけのボタンを押さないと実は打ち手が損してる台ズルくないですか?
うーん、これに関してはスロットの遊技性がそもそも、プレイヤーの熟練度による差が出ることを法的にも強制されている遊技なので、仕方ないとしか言えないのだよ。
特に5.9号機以降の機械では、MB消化中は必ず特定箇所を押した際に取りこぼすポイントを作らなければならなくなっていることからも、誰もが平等に打てるということが推奨されていない。
まぁ、その分知っていれば得をする部分があるというのも、またスロットの魅力だと思う。
ノーマルタイプの技術介入要素など、4号機と比べればゴミみたいな効果しかないが、成功時の満足感はたまらない。
ボーナス内部当選時に1枚掛けで消化するのも、さりげない優越感だったりする。
知識である程度差がついてしまう可能性があるものとして捉えた上で、その部分を逆に楽しんでいくという考え方をしていただければ幸いだ。
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