[1]6号機に至るまでの規制の流れ/ぱちんこの設定はどうなった? [2018/6/21(木)] |
恐ろしい・・・
最近のSISデータ(パチンコ・スロットのホールコンデータ)で稼働を見ていると、非常に恐ろしい。
一体何が恐ろしいというのか・・・?
新台の稼働が低いとか、そんなことはもはや当たり前になってきており、今さら動じることはない。
しかし、こと最近に至っては、土日になっても稼働が上がってこないのだ。
これが実に恐ろしい。
土日になれば当然、会社勤めのスロッターが大挙するのが当たり前の事象であったが、もはや土日ですら稼働が上がらない・・・
うーん、いよいよやばいな。
そんな中、6号機が何機種か適合したとのこと。
特に某メーカーからはティザーPVが出ている。
こいつらが救世主になってくれるかどうかが、市場の盛り返しのすべてと言っても過言ではない。
とはいえ、初期段階からいきなり成功するというのもなかなか難しい。
ある程度、ゲーム性やバランスが整ってくるのは何機種か出てからだろう。
5号機初期もそうであった。
ポイントは、ユーザーに希望をしっかり見せることができるかどうかである。
高純増がどれだけインパクトがあるか?
そして、エンジンが変わったことにより、今までにない新しい遊び方を提供できているか?
などである。
もちろん、純増3枚でも作れるので今までのAT機と同じような代物が出てくる可能性もあるわけだが・・・
それらはすでに遊び尽くされたものであるため、長続きはしにくいだろう。
純増と新奇性のコラボレーションに酔いしれたいものである。
みなさんこんにちは。
今では稼働が上がらない土日に、しっかり爆死してきた設定六郎です。
くっ・・・オレ一人の犠牲では、稼働に影響などないというのかっ・・・
それではさっそく質問に答えていこう。
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今更聞きづらいですが、5号機初期から5.5→5.9→6号機に移行が余儀なくされたのは何が原因なんでしたっけ?
あと6号機は仕様上どのくらいが機械割の上限になるのかノーマル、RT、ART機それぞれ知りたいです。
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私もPC関連に非常に弱く、今更聞けない・・・という気持ちはよくわかる。
では、さらっとおさらいしていこう。
といっても、直接的な原因というものは中々難しいが、理由は一貫している。
「射幸心の抑制」である。
まぁ一言で言ってしまうと、AT機だと2万枚とか普通に出るんでお上が怒った、という感じだな。
実際カジノ問題などもあり、「ぱちんこが管理できていないのにカジノなんか作れるか!」みたいな話のとばっちりなんて意見もあるだろうが、その辺は謎。
まず5.5号機への移行目的は、AT機を殺すことである。
様々な規制によって純増2枚以下しか作れないよう完全に封じ込められたのだ。
まぁ、とはいえ純増2枚でも爆発力のある機械が作れないわけではない。
現に星矢とかとんでもない出方をしているわけだし。
ということで、5.9号機への移行は、この出玉の総量を削りにいったことになる。
これによって忌まわしき1500枚規制が完成するというわけだ。
で、最後に6号機。
これは5.9移行直後あっさり移行したわけだが、実際警察としては、この一連の規制は6号機への移行を最初から視野にいれていたのだろう。
メーカーが嘆願などを出し、ゲーム性や純増などは多少ゆるくなった代わりに、出玉量に関してはさらに規制されたのが現状だ。
「なんでこんなにぱちんこ・スロットばっかり締め付けるの!?」と思われるだろうが、いくつか理由は考えられる。
1つは、やはり公営ギャンブルでないものの運命・・・
締め付けの対象として、何かとターゲットになりやすいという特徴がある。
そしてもう1つは、警察の都合ということもある。
遊技機関連を担当するのは生活安全課という部署だが、どうもエリートコースの通るポジションらしい。
そして、そこできちんと実績を出すというのが結構重要なポイントらしい。
そのため、「自分が6号機に移行させて業界をクリーンにした」などの看板があれば、今後の出世に影響しやす・・・おっと、誰か来たようだ。
あ、機械割は115%がMAXになるけど、おそらくそこまで行く機械を通すのは難しいので、もう少し下が主流になるだろう。
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