[1]スロメーカー開発への就活事情 [2018/3/15(木)] |
春らしい暖かい日が少しずつ増え、ついつい眠くなる日々が続いている。
季節は暖かくなっているのとは反対に、業界はまだまだお寒い状況である。
新台が出ない…というのも、それはそれでなかなかつらいと感じてしまう。
新台だらけの頃は、「新台多すぎ。もう少しペース落としてじっくり打ちたいものだ。」なんて思っていたものだが…
(おまえは新台を出している側だろ…)
まぁ、出たら出たで、リミッターのある5.9号機をあえて打つのかと問われると…積極的に打つ気分にはなれない。
かといって、旧基準機はもう飽きている。
閉塞感を感じずにはいられない。
というわけで、最近はパチンコの稼働比率が上がっている。
パチンコは、65%でもまぁ連チャンする時はしっかりとした出玉感を短時間で感じられるし、シンフォギアのような継続率80%のヒット機も出現している。
実際シンフォギアは、多彩な法則の面白さや保留連の見せ方などよくできているなーと感心させられる。(楽しい)
スロットにも、このような突破口が早く訪れてほしい。
ちなみに私事ではあるが、自身の作っていた機械がようやく適合した。
これでほっと一安心である。
その機種名をこの場で言うことはできないが、年内のどこかでデビューすることになるだろう。
少しでも皆様に楽しんでいただければ幸いである。
みなさん、こんにちは。
お蔵入りだけは免れた男、設定六郎です。
今回は、なかなかスリリングな戦いだったぜ…
それでは、さっそく質問にお答えしていこう。
>6号機では、天井・ゾーン搭載できるように規制緩和するんですか?
6号機は、5.9号機より一撃性はなくなるが、良い部分が2つある。
1つ目は、3枚以上の高純増。
そして2つ目は、ゲーム性が多彩になるところだ。
その結果、旧基準機で搭載していた、天井やゾーンといったゲーム性は全て搭載できる。
今までのAT機で遊んでいた人たちには安心できる仕様になるだろう。
「一撃は必要だけど、尖りすぎると4号機の二の舞になるのでは・・」
恐らく、6号機の純増8枚とかが実現した場合、また規制対象になるのでは?と危惧されているのだと思う。
前回のコラムでも触れたと思うが、6号機では高純増は実現できても一撃性には大きな規制がかけられている。
内容としては、1600Gで150%以下の出玉にしなければならないという規制で、差玉は2400枚が限界となる。
この制限を超えられないため、仮に高純増で機械を作っても、短時間でスパッと出て、すぐに終了するという性能にならざるを得ない。
そのため、実質的には旧基準AT機などの方が一撃性は高く、4号機には遠く及ばない性能だ…(4号機打ちたい)
>遊技者の任意で純増を変えれたら面白いと思うんですが、やっぱ不可能なんですかね?
一見不可能そうな話だが、できないわけではない。
例えば、特定の演出発生時(???ナビ等)に、必ず逆押しで揃う15枚役が成立しているとしよう。
で、逆押しで15枚役を取る人は、必ず獲得できる代わりに上乗せ抽選をしない。
対して、順押しで打つと必ず取りこぼす代わりに上乗せ抽選を行う。
純増を取るか上乗せを取るか、みたいなことはできるだろう。
>まだ番長2設置してる店あります。法的効力はないのかな?
確かに、P-WORLDを見てみると…
結構あるねぇ。
この辺の足並みの揃わなさ・いい加減さは、この業界ならではのものであろう。
実際、法的な措置がないわけではない。
ほんとにやるかどうかは別として、NGではあるので、摘発されれば行政処分を受けることになるはずだ。
しかし、県によって対応が違うので、緩いところはダラダラ設置してるし、厳しいところはスパッと撤去している。
逆に「もういつ店閉めてもいいし、知ったこっちゃないね」なんて考えのホールもそのままにしてるかもしれない。
なんにしても、はずさなければならないのは事実なので、もしそういうお店を見つけたら…撤去される前に打ち納めしておくしかない!
関東なら、神奈川が若干緩そうかな?
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