[2]2017年の各メーカーについて振り返る [2017/12/28(木)] |
それでは今週のコラムだが、今回は本年度最後のコラムということもあり、いくつかのメーカーをピックアップし、2017年度の動きを振り返っていきたい。
■ユニバーサル系
絆・まどマギ・ハーデス・凱旋と旧基準機の残存ヒット機種数が最も多いであろうユニバ系であるが、昨年のバジVがうまくいかなかったのを引きずり、GODの後継機となるポセイドンも厳しい結果に終わってしまい、その後も2017年にヒットと言える機種は出なかった…
誤算だったであろうことの一つに、ユニバ系の機種がまさかここまで現存し続けるとは思わずに開発が行われていたであろうことだ。
明らかに出玉性能が上で、現役稼働中の前作が市場にある中で投入されたら、当然のように比較されるわけで…
GODだしもうちょい打ってみようという人もなく、みな凱旋やハーデスに戻ってしまった。
新基準ARTの性能の弱体化の影響を、自社機種によって最も受けてしまったのではないだろうか。
これには少し同情してしまう…
■サミー系
北斗の不敗神話が完全に崩壊…
新基準一発目の強敵がしっかりヒットしてきたので、まさかその後の修羅・新伝説でこんなことになるとは予想できなかった。
決して軽くない初当たりから出てくるのはCZといった形であり、その後も特筆するような出玉感があるわけではないので、ユーザーに対価を認識させられずにハードルだけを感じさせてしまったのが問題だろうか…
1月のエウレカAO以外は特に目立った機種もなく、カバーが効かなかったのも厳しい。
北斗シリーズも最近はかなり連発している状態だったので、一旦コンテンツを休めて復活を狙うのがよいのではないだろうか。
とはいえ、上場企業なのでそういうわけにもなかなかいかなそうだが…
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