[2]ケン-スティーブン、初陣! [2015/12/2(水)] |
そうして、先輩と打ちに行く機会も少なくなり、自分自身そろそろ社会人として働いたほうがいいのかなぁ、なんていう気落ちがどこか芽生えてきた5月ごろ、高校・大学とよく面倒を見ていただいた社長様に、
「もしよかったらこっちにきて働かないか?」
と声をかけていただき、東北地方の某ホテルグループでネット関連の仕事をすることになったわけです。
自分と縁のない業界だと思っていた宿泊業界、わからないことだらけで四苦八苦しておりますが、様々な経験や、お客様に喜んでいただけることが新鮮で何より楽しいです。
ただし、東北地方での生活は東京とはすべてが異なり、まず車大国なんですね。
全員、移動は車。
休みはバイクで移動していたのですが、雪も降り始め、どうやって打ちに行くのかが大きな問題です。
会社の車でホールに乗り付けるわけにもいかず…。
ホールも大きな大きな駐車場が完備されていまして、コンビニや飲食店が一緒にあるのが当たり前。
そして驚くべきは遊技人口!
少なくなってきたとはいえども、びっくりするほどお客さんがいます。
村民全員参加のオフ会でも開催されてるのでは?ってくらいのボリューム。
しかも皆さんフレンドリーで気さくに話しかけてくるし、なぜかお菓子をくれるおばあちゃんも。
ホールにいる者皆親戚、みたいな感覚なのでしょう。
設置台数が約1000台あるお店でも、5階建ての立体駐車場がいっぱいになっていたり。
とにかく熱気が凄いです。
あと、飲食チェーン店は少ないものの、個人でやっている定食屋さんや地元ならではのお店が多く、しかもおいしくて量が多くて安い!
僕のようないっぱい食べる族の人間には嬉しい限り。
ここでも、東北地方特有の「みんな親戚現象」が発生して、いろいろとサービスしてくれたり、お漬物をタッパーに入れてくれたり。
上司に言わせると、若い人が来ることが珍しいからじゃない?なんて言われますが、そこまでの田舎でもないので、地域性なんでしょうね。
東北に来ても、当然頭の中からパチスロのことが100%なくなったわけではなく、どこかに「このままだと本当に廃れていってしまう」という危機感にも近い気持ちがありました。
一方、東京にいた時に比べて情報量も少ないし、一緒に行く友達もいない県なので、収支は安定感を失い、なかなかプラスにならない毎日。
もがけばもがくほど上手くいきません。
なにより設定配分が全体的に低く、ホールも企業努力をしなくてもお客さんが減らないので、高設定に触れる機会が少ないです。
その分、ハイエナのような狙い方は東京よりはしやすいと思いました。
新台の導入が遅いのも残念ですが、その代わり座ることのできる割合が高いですね。
スキーをやっている時、「使用している道具のメーカーを変えると成績が出なくなる」ということがよくありましたが、僕のパチスロライフにもそれに似た現象が起きているのですかね。
「場所が変えたことで勝てなくなった」みたいな。
そこで、「こうなったらいっそ!」ということで、思いっきり楽しむことにシフトしたわけです。
朝一天井上等。
少し凝り固まっていた自分の打ち方をしばらく忘れて、ただただ好きな台打つことにしよう、と。
もちろん収支的なグラフは上下の振れ幅が大きくなりましたが、本来の「楽しむ」っていう部分を思い出せたような気がします。
そんな時、昔から見ているこのサイトでライター募集のページを発見し、受かるわけもないだろうけど行動しないよりはいいなと、応募することに。
連打!とか、まさにみんなでパチスロを楽しもうよ!って感じで、「もっとこうだったら面白いな」とか「あの台のここはいいよね」とか言いあえて楽しそう。
それ以上に連打!自体の盛り上がり方が半端なくて、参加できなかったことを生涯後悔するレベルでした。
なにより、今日こうだったとか、ワイワイ話しながら飲んだり集まったりするのって楽しいですよね。
そんなサイトで、新台や新基準機を打っていって、「ここ面白いよ。こんなとこアチーよ。実はこんなこと起きるんだぜ。」って読者の皆様に伝えていけたら、少しでも業界全体が明るくなるような記事を書いていけたら、と考えておりますので、どうかよろしくお願い致します。
「おまえ、実際はどうなんだよ」っていう声が聞こえてきそうなので、少し実践内容も。
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