[1]サラリーマンでもできる「設定据え置き傾向かどうか」を探る方法 [2016/1/29(金)] |
全国のパチスロファンの皆様、こんにちは。
さぁ、今週も金曜日がやって参りました。
金曜日といえば、花金という言葉の通り、土日休みのサラリーマンにとっては1週間の中で最も待ち遠しい存在でして、明日からの自由な時間に何を打とうかと考えるとワクワクしますね、本当に。
そんな夢と希望に溢れる金曜日について原稿を書いている今現在は、これから地獄の5日間が待ち構えている月曜日の午前1時……
原稿の締め切りと掲載日までの時間差に戸惑う伊野谷誠です。
<朝一稼働での台選び>
先日、古くからの友人に招かれ、友人がホームとする店舗の特定日に朝一から2人で打ちに行った時の事。
「今日はエヴァが強い」との事だったので、この日は友人の勧めに従い、2人でエヴァを打つ事になりました。
入場抽選の結果、私より早い番号を引いた友人は通路側の角台に、遅れて入店した私は唯一の空き台であった島中央のエヴァにそれぞれ着席。
その後、お互いの台の前日までの履歴を確認すると、
■友人の台
前日 : BIG4回/REG1回/約1000回転
前々日 : BIG12回/REG5回/約4000回転
■私の台
前日 : BIG24回/REG18回/約7100回転
前々日 : BIG1回/REG0回/約 700回転
こんな感じでした。
どうやら私の台は前日高設定だったようで、それを見た友人が言います。
「俺の台は前日回数も付いてないし上げ狙いだな。 誠の台は前日高設定っぽいし据え置き狙いか。」
そこで、私は友人に尋ねました。
「この店は高設定を据え置くの?」
友人曰く、基本的に前日の高設定は変更する事が多く、前日ある程度回っている低設定台に設定が入る事が多い気がするとの事。
「(じゃあ、据え置き狙いなんか成立しないじゃん。 まぁ、だからこそ最後まで残っていたという訳か……)」
若干躊躇しましたが、遠方まで旧交を温めにきた訳ですので打たないという選択肢はなかった事、エヴァが強い事には変わりない事、島中央という立地を活かして島内の高設定台を見極め、あわよくば空き台になったタイミングで移動できないかと考えた事から、「据え置き期待」の稼働をスタート。
しかし、結果は当たり前の「下げ」。
しばらくはボーナスをサクッと引いたり、中ハマリをしたりを繰り返したのですが、判別要素が一向に上向かなかった為、最終的には投資600枚のところで引いたBIG後に即止め。
回収が410枚となりました。
友人の台もイマイチなまま、他に高設定と思われる空き台もありませんでしたので、この日は稼働を切り上げて、友人と食事に行く事としました。
<狙いと期待>
この日、私には台の選択権がなかったので、高設定据え置きの可能性が低い台であっても座るしかない状況ではありました。
とはいえこの日の稼働は、高設定が据え置きされるであろうという根拠を持って打つ「据え置き狙い」という立ち回りとはかけ離れていました。
何の裏付けもなく、ただ前日の高設定台を打つという稼働は、「据え置き期待」というただの願望に他ならないのです。
当然、ただの願望に従った稼働では結果を残す事も出来ません。
何故敢えてこの話をしたかといいますと、この
「上げ狙い・据え置き狙い」という立ち回りと
「上げ期待・据え置き期待」という願望は、非常に区別が難しい問題だと思うからであります。
今までの法則性に従って根拠を持った「上げ狙い」をしていたはずが、気が付くとホールの状況が換金率と共にガラッと変わっていて全く通用しなくなっていた、いつの間にか「上げ期待」の稼働をしてしまっていたという状況に、私自身が陥りつつあったからです。
という訳で今回の記事では、この「上げ狙い・据え置き狙い」をテーマに話を進めていきたいと思います。
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