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6の付く日はお先に失礼します


[2]人が魔女へと変わる時 [2017/2/10(金)]

そんなある日。
私と5人の大学生は、朝からカエルの王国に足を運んだ。

この日は月に一度の特定日。
カエルの王国の入場は並び順ではなく抽選であった為、ゴールデンゾーンに着席できるかどうかは運任せである。

私達は1枚ずつ三角くじを手にすると、6人で小さな円を作って「せーの」でそのくじを開いて番号を見せ合った。

●私 「6」
●E 「45」
●D 「7」
●C 「97」
●B 「27」
●A 「1」

厚い雲に覆われた空から、わずかに太陽が顔を出す。
そこから零れた光は、Aが手にした「1」番という数字を照らし出すかのようだった。

この日100人以上が並んだカエルの王国で、1番を手にしたA、6番を手にした私、そして7番を手にしたDの3人がゴールデンゾーンの着席権を手にした。
これはなかなかに奇跡のような確率の出来事ではなかろうか。

1番を手にしたAは言う。

「緑の角と4台目、どっちにしようか迷うわ〜」

緑というのは、当時ゴールデンゾーンに設置されていた緑ドンの事で、角と角から4台目はゴールデンゾーンの中でも特に熱い場所である。

「はいはい、10万負けの報告待ってっから」

このメンバーで連れ打ちする時の収支は全て個人毎で、ノリではなかった。
それ故、97番のCは入場を諦めると、捨て台詞を残して早々と帰宅していった。

だが、浮かれに浮かれたAがその事を気にする様子は一切ない。

「せっかくだから、並んで打てる可能性の高い4台目にするわ。 空いてたら隣で打とうぜ」

Cの後ろ姿を見送る私とDに向けて、Aはそう言うのだった。

 


<実戦緑ドン>
10時。
開店時刻と同時に入口の扉が開かれる。

ハイテンションのAを先頭に、私とDも小走りでゴールデンゾーンへと向かう。

幸いな事に、私達はAを挟んでその両隣に並んで座る事ができた。
この時点で、この日の勝利は約束されたようなものだった。

「あとは出すだけ」

意気揚々と3人で緑ドンを打ち始める。

すると、DがあっさりとREGボーナスを引く。
弱チェリーとの重複。
設定1で1/10923、設定6なら1/1560と大きな設定差のあるポイントだ。

続いて私も、設定1で1/5041、設定6なら1/2141と倍以上の設定差のある弱波+ドンBIGを引き、そのBIGボーナス中のドン揃いからARTアマゾンゲームをゲットする。

私もDも、月一の特定日にゴールデンゾーンに着席している事を考えれば、最高設定の期待が高まるこれ以上ない出だしであった。


そして、6時間後。

けたたましい爆音の響くホールで、多くの人がゴールデンゾーンに空き台はないかと通路を行き交う。
その中で、私達は脇目も振らずにブン回し続けた。

緑ドンはビリーをゲットし、上乗せ特化ゾーンのエクストリームラッシュに入る度、「ポポポポポ〜ン」という甲高い音が鳴る。
その都度、自分の台に集まる羨望の眼差しを背中に感じながら、エクストリームラッシュを消化する優越感は、朝一の入場抽選で8番以内を引き当てた者だけが得られる特権であった。

しかし、私とDがその権利を思う存分楽しむ中で、一人だけその権利を行使できないでいる者がいた。
「A」である。

開始2時間、AだけがボーナスもARTも引けず一人天井を目指していた。
そして、天井まであとわずかというところでボーナスを引いてしまったのを皮切りに、中ハマリと獲得枚数わずか56枚のREGボーナス。
そして、50Gを駆け抜けるアマゾンゲームを繰り返していた。

その後もA以外、7台の緑ドンは順調に出玉を増やしていく。
中でも私の台は朝から終始好調で、夕方6時を迎える事には目算では万枚を越すであろうで出玉を叩き出していた。

「すごいじゃないですか! これ、万枚あるんじゃないですか?」

朝一、ゴールデンゾーンに着席できなかったBは、私達の様子を覗きに来ると、私の台のデータ機器で+5,000枚を突き抜けたスランプグラフを指さしてそう言った。

「こっちも逆の意味ですごいな、さすがA、持ってる男は違うわ」

Bは続けて、Aのスランプグラフを指差し、そう言った。
Aのスランプは、既に-3,000枚を突き抜けていた。

「じゃあ俺はそろそろ帰るんで、みんな頑張ってね〜」

そう言うとBは、自分の出した4,000枚のレシートをチラつかせ、ゴールデンゾーンから立ち去っていった。

Bの立ち去った緑ドンのシマでふと横を見ると、Aは怒りに震えているようだった。
Bの無神経なイジリに対する怒りだろう。
そう思って、私はAに一声かけた。

「まぁ、パチスロだからこういう日もあるって。 気にしない方がいいって……」

私はAの肩をポンと叩いた。
だが、それに対してAは不快感を露わにする。

「万枚持っている人は余裕ありますよね」

私が声を掛けたのは、皮肉にも、Aの財布からは10人目の諭吉が姿を消した瞬間だったのだ。

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