[2]「打ち手が自分に代わった途端にボーナス合成が悪くなる」現象を考察 [2015/12/25(金)] |
<ダメダメな実戦例からの反省>
とある金曜日の夜、私は近所の大型ホールで、総ゲーム数3000回転でBIG12回REG12回のマイジャグを見つけて、打ち始めました。
打ち始めて早い段階でBIG→REG(チェリー重複)→BIGと立て続けにボーナスを引けたものの、その後はなかなか連チャンせず、たまに当たってもその分ノマレの繰り返しでした。
結果、私が打ち始めてからの2000回転はBIG7回、REG5回。
序盤にチェリー重複のREGを引けた事から粘ってはみたものの、その後の結果は散々で、3000回転で合成1/125だったところを、5000回転で合成1/138まで悪化させる結果となってしまいました。
打ってる間、私はずっと、
「この台は設定5だとしても132回転に1回は当たるはずなのに、また200嵌まり……オカシイくない?オカシイよね?っていうかオカシイだろ!」
と思っていました。
結局、この日は翌日が休みだった事もあって、早めに見切れずにダラダラ打ってしまって少し負けてしまったわけですが、家に帰って少し冷静になってから反省してみると、別段オカシイところも説明がつかないわけではなく、「負けも致し方なし」という結論に落ち着きました。
その内容が、今回の記事の主題になります。
<なぜいつも合成1/130だったジャグラーがすぐに1/140になるのか?>
上記の実戦例で言いますと、もともと合成1/125のジャグラーが、私の打っていた2000回転の間は合成1/167だった訳なのですが、この事象がオカシイと言える為には「1つの仮定」が正しい必要があります。
このサイトの読者層は皆様レベルが高いので、すぐにお気付きの事かとは思いますが、
この台が設定1・2だったのであれば、1/167でしか当たらないのは普通の事であり、設定5・6なのに1/167でしか当たらないとなってはじめて、「これはオカシイ」となるのが論理的には正しい考え方となるわけです。
そこで、今回のジャグラーを振り返ってみると3000回転の時点で設定判別ツールを使用してみると、
この時点で設定5・6である可能性が約48%と高いものの、設定1・2である可能性も約16%も残されており、必ずしも高設定とは言い切れない状況でした。
正解を知る術はありませんが、5000回転の時点のデータで設定判別ツールを使用してみた結果が示す通り、設定1・2の可能性も大いにあったと考えるのが妥当なのだと思います。
ちなみに、5000回転の時点での判別ツールの結果は以下の通り。
このように、結局のところ設定がいくつなのかはボーナス確率だけではわからないというのが本当のところであり、その結果、高設定だと思って低設定を打たされた時に、<なぜいつも合成1/130だったジャグラーがすぐに1/140になるのか?>問題が発生するのだと私は考えています。
<高設定狙いの際の台選びの考え方>
ジャグラーに限った事ではなく、多くの方はそれまでの台の履歴から少しでも設定の良さそうな台に座りたいと考えるかと思います。
例えば、マイジャグを例に挙げると、
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●A台 : 総回転数5000/BIG20/REG20/合成1/125
●B台 : 総回転数4000/BIG16/REG16/合成1/125
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という2台の空き台からどちらかを選ぶという場合には、ほとんどの方がA台を選ばれる事かと思います。
しかし、次のような情報が加わった場合にはどうでしょうか?
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●A台 : 万年ベタピンのボッタクリホールの通常営業日のマイジャグ
●B台 : 本日月1の特定日で、周囲の台の出玉状況も良好なホールのマイジャグ
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あるいは、
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●A台 : バラエティーコーナーの奥まった所にひっそりと設置されているマイジャグ
●B台 : 大量設置されているマイジャグの中で、ジェットカウンターのすぐそば、通路側の角台のマイジャグ
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今度は、B台を選択するという方も多いのではないでしょうか?
前回の記事でも申し上げた通り、もし高設定台を捜すのであれば、それが存在する状況で捜す事が大前提であり、その前提にないホールや島においては、いくら判別ツールが80%高設定という結果を出しても、そこにあるのは残り20%の低設定台の可能性が高いわけです。
ですので、高設定狙いの際の台選びの精度を高めるには
「ボーナス確率以外の根拠」が必要不可欠であり、その根拠を持たずに、通常営業日のホールで見つけた1/125のマイジャグで勝負した結果が前述の私の失敗例なわけであります。
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