[3]「打ち手が自分に代わった途端にボーナス合成が悪くなる」現象を考察 [2015/12/25(金)] |
<「ボーナス確率以外の何かの1つが特定日」の法則>
もう既に連載も4回目を迎えましたので、私の申し上げるであろう事は皆様も予想が付くのではないかと思いますが、ボーナス確率以外の根拠となるのが法則性であり、その中でも最も考え方として分かりやすいのが、前回の記事で皆様にご紹介した
特定日の法則であります。
その為に、第3回・第4回と多くの字数を使って丁寧にご説明させて頂きました。
繰り返しになりますが、大切な事なので2回言わせて頂きます。
パチスロを打つ上での考え方的な話として
「存在しない高設定台を捜してはいけない」という事は非常に重要ですし、それを避ける為に「特定日」という概念を活用する事は、現在のパチスロ界で勝ち残る事を考えたら必須のテクニックと言って良いと思います。
極端な話をしてしまえば、
@特定日にのみ判別ツールが50%以上の確率で高設定だと判定した台を打つという立ち回り
A常時判別ツールが50%以上の確率で高設定だと判定した台を打つという立ち回り
この二つの立ち回りは、設定・期待値のみを考えるのであればどちらも同じ結果が得られるはずです。
しかし、そうはならないであろう事は、皆様も経験的に感じられるのではないでしょうか?
設定を読もうとする行為を重視しすぎるべきではないと考えている私ですが、そんな私だって、そりゃ高設定台を打ちたいですよ。
その為には、逆説的な言い方になりますけど、やっぱり
設定読み以外の部分でどれだけ敏感になれるかが大切になってくるわけで、その代表的なものが、「特定日を重視する」ということだと私は考えています。
<法則性を加味したジャグラーの立ち回り基準>
最後にサラッとですが、私のジャグラーの立ち回り基準をご紹介させて頂きます。
私は
判別ツールの数字に独自の補正係数をかけて、機械割105%以上のパーセンテージが70%くらいを目安に台を選んでおります。
独自の補正係数というのは、例えば今日が特定日であれば1割増しとか、周囲の出玉状況が良ければさらに1割増しとか、角台が強いお店の角台だったらとか、ジャグラーが強いお店だったらといった要素を判別ツールの数字に加味していくものになります。
例えば、上記のような判別ツールの結果のマイジャグがあったとして、マイジャグなら設定5から機械割が105%を越えるので、このままだと
機械割105%越えのパーセンテージは56.1%ですね。
ですので、この段階ではまだ座りません。
しかし、本日が特定日であり、周囲の出玉状況も良好な中で、台番末尾7が強い状況下で台番末尾が7のマイジャグだったとしたらどうでしょうか。
ここで補正係数の出番です。
強い根拠が3つ揃いましたので、3割増しと考えれば、
56.1×1.3=72.93%となり、今度は70%越えの基準値をクリアしたので着席できるといった考え方です。
この補正係数をどのくらいに設定するのが妥当なのかというのは、ホールの状況や今までの経験にだいぶ依存するところではありますが、もし私の立ち回り基準を取り入れてみようかなという方がいらっしゃいましたら、最初は根拠の数×1割増しという係数を使って頂くのが計算的にも分かりやすく、かつ、大きく外れることもないと思いますのでオススメです。
ちなみにハナハナだった場合には、データ機器上は確認できないボーナス確率以外の判別要素がジャグラーよりも強いので、客層に応じて(プロが多いお店であれば、ランプ等からキッチリ判別されている可能性も高いので減点するといった)マイナス方向の補正係数を加えたりもしています。
ちなみにこの辺りの考え方は、二見さんの記事によく出てくる「見切りライン低め」とか「高め」というのと根本的には同じ考え方だと私は一方的に思っています。
それを数値化して可視化するとこんな感じになる、とお考え頂ければと思います。
<まとめ>
今回も長文となってしまいましたが、今回最もお伝えしたかったのは
「現代のパチスロ界において、勝とうと思ったら、特定日という概念は皆様が考える以上に重要ですよ!」という事であります。
ですので、是非先週ご紹介した方法も活用頂きながら、皆様の近所のお店の特定日を捜していって頂けたらと思います。
自力で見つけ出した法則性に則って勝負をして、狙い通りの結果が得られた時の爽快感は、ただ普通に座って運良く勝利した時よりも100倍気持ち良いですよ。
という訳で、今回はこのくらいで終わりにしたいと思います。
連載がスタートし、あっという間に1ヶ月が経過してしまいましたが、毎回多くの方にご覧頂き、誠にありがとうございました。
年内の更新は本日が最後となりまして、次回はサイトの冬休みを1週挟みまして1月8日の金曜日の更新予定となります。
次回の第5回では、新年最初の更新という事で、少しだけ攻略から離れて、1年の抱負という訳ではないですが、私の熱い(?)パチスロへの想いを勝手かつ一方的に語らせて頂きたいと思っています。
今後も連載を続けていく上で1度叫んでおきたいと思っていた内容になりますので、是非来年もお付き合い頂ければと思います。
それでは皆様よいお年を。
伊野谷誠でした。
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