[2]夕方からの稼働における設定狙いの実戦例 [2016/6/3(金)] |
<実戦機種>
5月某日、S県内の某ホール。
この日は、客付き5割程度のホールの特定日。
店内を練り歩くと、とあるシマの賑わいが目に留まりました。
そのシマにあったのはチバリヨ。
3台に1人以上の割合で客が座っているだけでも珍しいチバリヨのシマに、今日は6台中5人も客が付いています。
しかも、そのうち4台は箱を使っております。
となると……
「設定6でも機械割が105%のチバリヨであれば、店側も設定6を使いやすいだろうし、特定日である事を考えれば全台設定6まであるかもしれない。」
ジャグラー系のシマでは全台高設定と思われるケースをたびたび確認していただけに、低スペックのチバリヨもあり得ると考えて、唯一の空き台の履歴をチェックします。(@)
〜チバリヨ唯一の空き台の履歴〜
277G RB
207G RB
182G RB
187G RB
310G 現在
前回のキンパルの記事にもチラッと書きましたが、最近のこの手の機種は初当たり確率に大きな設定差が存在します。
キンパルで言えば、設定1で1/387.7〜設定6で1/268.8。
南国物語で言えば、設定1で1/323.9〜設定6で1/244.2。
チバリヨで言えば、設定1で1/375〜設定6で1/213。
ここに注目するのがマイブームとなっています。
モードやゲーム数天井を加味できれば、より精度の高い判別となるのですが、チバリヨはゲーム数天井の振り分けが万遍なく振り分けられている為、自力解除とゲーム数解除を切り分ける事はできません。
とはいえ、それを差し引いてもキンパルや南国以上に大きな設定差がありますので、夕方からの実戦ではここに着目していきます。
<着席根拠>
上記を踏まえて、空き台のチバリヨを見ていくと、初当たり確率は1/291。
飛び抜けて良い数字な訳でもありませんし、悪い数字でもありません。
初当たり確率は中間設定付近な訳ですが、前述の通りシマ全体の挙動は良好。
加えて、現在4スルー。
天国準備モードも期待できる状況で、天国準備モード天井(384G〜512G)に近い310Gというゲーム数で空き台になっており、512Gまでは設定云々抜きに回しても良いかと思える状況です。
そこで、ゾーン狙いで様子を見つつ、高設定と思える状況になれば続行していくという二段構えの発想でこの台に着席する事としました。(A)
<実戦結果>
実戦開始からわずか20G。
投資1kにてチープなハイビスカスが点灯しBBをGET。
100枚の出玉を手にして、意気揚々と天国ゾーンを消化していきます。
1G……
2G……
8G……
20G……
一向に点灯しないハイビスカスに諦めモードとなった32G……
シーン……
どうやら天国モードには上がらなかったようです。
狙いがゾーン狙い一本であれば、ここで止めるのが正解なのでしょうが、今回は高設定かもしれないという狙いもあります。
5回目の初当たりを引いた事で、ボーナス確率も1/236まで上昇しましたし、現在5スルーで少なくともモードBという期待もありましたので、引き続き続行していきます。(B)
〜3時間後〜
結果がこちら。
330G BB(終了画面ハート)
327G RB(終了画面ハート)
453G RB(終了画面パラソル)
62G BB(終了画面パラソル)
287G BB(終了画面ハート)
332G RB(終了画面パラソル)
73G 止め(-25k)
道中2回の強チェリーをスルーするという悲しい出来事もありましたが、512Gを越える事なく初当たりを積み重ねる事ができ、初当たり確率だけで言えばトータルで1/272。
高設定の可能性も残る結果ではありましたが……
ご覧の通り、一切天国には上がらず。
ここまで敢えて触れずに話を進めてまいりましたが、この手のタイプの機種の設定判別要素の1つに「モード移行率」という要素があります。
チバリヨの場合、初当たり時のモードアップ確率が設定1で約40%、設定6で約60%という事なので、高設定ほど天国に上がりやすいという事になります。
つまり、
■10連続で天国に上がらない=高設定である確率はかなり低い
という事になります。
途中からその事に気が付いてはおりましたが、スルー台の高モード狙いが成立するのか否かの決断ができず、だらだら打ち続けてしまいました。
結果、時刻が21時半を迎えたところでも天国に上げる事ができず。
残り時間的な意味でギブアップする事となりました。
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