[2]自分だけが知っている」状態をつくりだすために [2016/2/19(金)] |
<基本スペックとシステムから予測する>
新台について情報収集する際、まずは以下のような基本スペックを確認していく方が多いのではないかと思います。
●ボーナス確率と機械割
●役構成とリール配列
●AT/ARTに関するシステム
仮説を立てる際、私もまず上記について確認し、違和感を感じるようなところがあればそこを広げていくようにしています。
そういった目線で機種情報を調べていると……
ボーナスの構成が特徴的ですね。
白がART突入期待度の高い上位ボーナスなのは良いとして、赤の他に何故異色が必要だったのか?
異色がある事自体は珍しい事ではないので良いとしても、何故青青白だけで白白青はないのか?
ボーナス確定後の演出を引き延ばしたいだけなら、ボーナスを4種類にするのが自然でしょうし、それをしないで敢えて青青白という異色ボーナスが存在しているという事は……
「ボーナスの色の振り分けになんらかの意味がある」
のではないでしょうか。
設定の偶奇に応じてボーナスの色の振り分けが変わるという仕様は、バジ絆やエヴァまご等の例があるように珍しい事ではありませんので、この振り分けは注目してみる価値有りかと思います。
そこで、この観点について各媒体に掲載されている実戦データをいろいろとチェックしてみました。
その結果、まだサンプル数は少ないものの、設定6は異色の割合が高めで赤の割合が低めなように見受けられました。
よって、ここを1つの仮説として、実戦にて注目していきたいと思います。
<前作から設定判別要素を予測する>
続いて、この偽物語のようなシリーズものであれば、前作を参考に。
そうでなければ、似たようなシステムの機種を参考にして仮説を立てていきます。
〜化物語の主な設定判別要素〜
●AT初当たり確率
●解呪の儀出現率
●疑似ボーナス出現率
●疑似ボーナス確定画面
●解呪連モード移行率
●スイカからの解呪の儀突入率
●レア役確率
●シナリオ選択率
上記を眺めてみて、まず設定差がありそうなのがレア役確率。
化物語だけでなく、Sammyの代表機種である北斗の拳シリーズもそうであるように、おそらくはこの偽物語もレア役確率に設定差が存在するのではないかと思います。
又、50枚あたりの回転数が設定1で34.9G〜設定6で35.9Gと差がついているようですので、そこからも想像すると、レア役確率だけでなく押し順共通ベルにも設定差があるのかもしれません。
小役確率はパッと見では確認不可な要素で、解析の数字を見てはじめて使えるという面もありますが、数えて損するものでもありませんので、ART中のナビ無しベルは数えてみようかと思います。
そして、次に気になるのはスイカからの解呪の儀突入率。
但し、今作ではスイカがボーナス重複役として扱われているようですので、そちらに注目した方が良さそうです。
おそらく設定1で5〜10%、設定6で10〜15%くらいの重複確率ではないかと予想していますが、低設定でもそこそこスイカが熱いようであれば、ここはあまり重視せずにいこうと考えています。
それよりも、見た目でハッキリと分かり、他人の台までチェックしやすい通常時の解呪の儀突入率に注目したいところ。
実戦データを見る限りでは、ボーナス以外からの解呪の儀突入率はだいぶ低そうに見えますので、早い段階(通常ゲーム1000回転程度)で複数回確認できた時点で強めの要素と見ていいのではないかと思います。
それと合わせて確認したいのが、通常時のレア役以外からの高確移行率。
前作のシナリオ機能に似たイメージで、例えば一定ゲーム数消化によるモード移行機能が有り、高設定ほど謎の高確率状態に移行しやすく、結果、解呪の儀にも突入しやすいといった特徴があるのではないかと考えています。
こういったシステムは、戦国乙女2のような新基準機にも見られるように、最近のトレンドになるのではないかと予想していますので、実戦で謎の高確状態突入が確認されるようであれば、その回数をチェックしていきたいと思います。
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