[2]サラリーマンが勝つ為には、どのように攻略していくべきか [2015/12/4(金)] |
【目に見える確かな事と、目に見えない不確かな事】
私は先ほど、「目に見えない不確かな事」を稼動の基準とするのはもう辞めようとご提案させて頂きました。
では、稼動の基準とすべき
「目に見える確かな事実」とは一体何なのか?
それは
「結果」です。
もう少しそれっぽく言うのであれば、
「差枚数」。
俗っぽく言うのであれば、
「出たか出ないか」。
ただそれだけです。
最近はデータ機器が進化していて、スランプグラフや差枚数、ボーナス履歴等が当たり前のように確認できるようになりました。
しかも当日分だけでなく、過去に遡って確認できる店舗も多いのではないかと思います。
出たか出ないかという結果が目に見えるというのは、そうしたデータが表示されている店舗で打っている事が前提になります。
では何故、設定を無視して結果にのみ着目するのか?
その答えは、
サンプルの集めやすさにあります。
あなたが毎日朝から晩までホールにいることができて、「高設定っぽい出方をしている台」と「低設定のまぐれ当たりで出た台」とを全て把握できるのであれば、どの台が高設定だったかに着目してサンプルを集める事も可能だと思います。
そしてその成果として、二見氏の記事にもよく出てくる「前日までの流れからこの日は角台が高設定である確率が高い」といった判断もできる事かと思います。
でも、せいぜい週に2〜3回、仕事終わりの夕方から打ちに行く方にとって、そんな事は実現不可能ですよね。
一般のスロッターの方が判断できるのは、せいぜい自分が夕方から座った台が高設定っぽかったかどうかの判断に限られるのではないでしょうか?
一方で、設定を無視して、出たか出ないかのみに注目するのであれば、スランプグラフが表示されているホールであれば、全ての台で正確な情報を誰でも把握する事が可能です。
比較してみましょう。
仮に日曜日に朝から打つ為に、今週1週間、あなたが2日に1度(火曜日と木曜日と土曜日に)夕方からホールに通ってデータを取ったとします。
このホールでは、前日と当日のスランプグラフが確認可能とします。
あなたが日曜日に、自分が打ちたいと思っていたA機種の角台のデータは次の通りでした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
≪設定に着目した場合≫
月曜日 不明
火曜日 低設定っぽい?
水曜日 不明
木曜日 不明(稼動無し)
金曜日 不明
土曜日 高設定っぽい?
≪出玉に着目した場合≫
月曜日 客側の-2000枚
火曜日 客側の-1500枚
水曜日 客側の+4000枚
木曜日 稼動無し
金曜日 客側の-2500枚
土曜日 客側の+3000枚
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
どうでしょうか?
前者の設定に着目した場合に比べて、後者の出玉に着目した場合だとなんとなく
「赤・赤・黒の法則性」が感じられないでしょうか?
勿論、これは説明を分かりやすくする為に、ものすごく単純化した事例です。
実際はここまで単純なパターンは少ないでしょう。
しかし、このように
なんらかの法則性を発見できれば、それこそが勝ちにつながる攻略法なのだと私は考えています。
そして、その法則性を発見する為には、より確かな事実を少しでも多く集める必要があるわけです。
それが私の主張の1番の理由であります。
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