[1]ノーマルラプソディー [2019/4/4(木)] |
【3月中旬】
シンディを反転させたい。
ART中にBIGを連荘させたい。
エイリやんを一発ツモしたい。
ここ最近の稼働は、もっぱら「ディスクアップ」ばかりだ。
もちろん、連打以外でのホール選びでも「ディスクアップ」が置いてあるかが基準。
そして何より私が恋焦がれる理由は、収支が非常に落ち着くこと。
楽しめて、その結果そこまで負けずに済むのならば、それ以外の機種を打つ必要があるだろうか?
今のところ、12戦8勝4敗。
大幅にプラスだ。
楽しくて、飽きなくて、夢が持てて、勝率が高い。
機械割を上げるためにビタ押しが重要となってくるが、上手く行かない時も多々ある。
それでも、この前までの大スランプ中にガッツリと持っていかれていた私のスロットライフを、劇的に変えてくれた。
心に「愛しさ」と「切なさ」と「心強さ」を与えてくれたディスクアップには感謝の気持ちが絶えない。
もう、メシウマは人生だけで十分なのだ。
スロット収支くらい安定させたい。
そう、私が負ける事で多くの方に元気を与える時代は終わったのだ。
これからは、私が勝つ事で多くの方に勇気を与えたい。
そんな事を考えながら向かっているのは、千葉県にあるホール。
そして、このホールに「ディスクアップ」は・・・ない。
「冒頭の下りはなんだったんだ、ヒグラシ!」
そんなブーイングが各地のダンスホールから聞こえてくるようだ。
本日の狙いは、このホールではわりかし最近に導入された「ファミリースタジアム」。
もちろん、打った事はない。
「ノーマルの液晶がない台は、とてもじゃないけど打つ気になれない」というのが今までの私だったが、ここ最近はディスクアップによってそれが変化してきた。
“液晶や演出が無い状態からのリーチ目にこそ興奮する”という気持ちが、薄っすらではあるが、私の中に芽生え始めてきたのだ。
そう考えると、爆裂機好きの国に埋まれたような私をそんな風に思わせるように導いたディスクアップは本当に神台だ。
何よりも、そのように体質を変えていくという事は、私がスロット人生を謳歌する為には必須なのだ。
いつまでも爆裂機に思いを馳せている人生にララバイ。
「ララバイは『子守歌』って意味だぞ、ヒグラシ!」
いいじゃない、なんとなく伝われば。
という事で、記念にパシャリ。
数々の思い出があるファミスタ。
いざ筐体を目の前にしたら、色々な感情がこみ上げてきた。
送球音、打球音、アウト音、ホームラン音、どれもこれも懐かしすぎる。
特に難しい技術介入もなく最大枚数が獲得できるボーナスは、ディスクアップとは違って、設定さえ入っていれば素直に出玉を伸ばす事が出来る。
…そろそろ、なんでもかんでもディスクアップと比べてしまうのは止めないか?
目の前のファミスタに失礼じゃないか!
そして、そんな懐かしさに浸りながらボーナスをポンポンと重ねていき、
あっという間に1000枚を獲得。
強スイカ、強チェリー、高確率、自力CZ、そんな事に一喜一憂することなく素直にポンポンと生み出される出玉。
爆裂機であれば、プチミラクルを重ねたところで数百枚程度で終わってしまうこともざら。
しかしながら、ノーマルタイプはポンポンと現れるチャンス目やリーチ目が、心を乱す事もなくあっという間に300枚ほどのメダルに変わる。
「無理にノーマルを好きにならなくたって良いんじゃないか、ヒグラシ?」
そんな悪魔の声が聞こえてくるかと思えば、
「ノーマルは本当にいいよー! ただ、一撃万枚とかの夢はないけどね! 中段チェリーもフリーズもボーナスに変わるだけだし!」
そんな天使と見せかけた悪魔の声も聞こえてくる。
それからも、私のノーマルへの思いを確信に変えようと、必死で背中を押すファミスタ。
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