[1]「勝利」と言う名の劇薬 [2018/11/11(日)] |
どうもー、ヒグラシです!
最近は負けが続いて首が回りません。
ただ、首が回らなくても、メダルさえ入れればリールはしっかりと回ります。
それが妙に小憎らしいです…
スロットで勝ちが続いている時と、負けが続いている時とでは、世界が180度違って見えますね。
負けが続いている時にひたすら襲ってくるこの自責の念。
これが本来の姿なのでしょうか?
まあとにかく。
今の自分にとって一つだけ確かな事。
それは、「勝利」という薬なしでは生きていけないという事。
それでは早速記事の方へ。
【10月中旬】
10月上旬の3連敗から数日。
10月の頭に戻りたいとどれだけ思っただろうか。
最近の好調子から、当分は軍資金に困る事などないと思っていた。
それがたったの2週間ちょっとで…
こうなってしまうと、仲間とスロットの話をしていても上の空。
頭に入ってこないのだ。
「スロットの事が頭に入らないのはいつもの事じゃないか、ヒグラシ!」
そんな言葉すら頭に入ってこない。
爆裂機を打ってもダメ。
ノーマルを打ってもダメ。
何を打ってもダメ。
嫌になってしまう。
ただ、打たないなんて出来ない。
低いレートに行く気にもなれない。
あー、嫌になってしまう。
そんな現実逃避をしながら、真っ暗な高速バスの中で天井を見つめている。
時刻は2時。
向かっているのは名古屋のいつものホール。
こんなにも肉体的、精神的に疲れ果てているのに、眠りにつくことが出来ない。
私の体内で、どうやら「スロット勝利」という薬が切れてしまったようだ。
明日は何を打とう。
抽選が良ければ「バジリスク絆」、悪ければ「ハナハナ」。
いや…
抽選が良くても悪くてもハナハナに行くべきだろう。
ただ…
正直な所、抽選が良ければバジリスク絆を打ちたい。
少数設置なのに毎度のこと数台から高設定確定演出が出るのだから。
それでもこの状況ならば、100人に99人はハナハナに行った方が良いと言うだろう。
なんせハナハナは、全台系である事も珍しくないのだから。
とは言えど、100人に1人は大好きなバジリスク絆で勝負した方が良いと言うだろう。
その一人が自分自身。
嫌になってしまう。
ノーマルタイプを打つならば、100%勝てなきゃ嫌なのだ。
…おかしな事を言っているのは百も承知。
そんな出口のないトンネルのような思考をひたすら繰り返していたら、あっという間に時刻は3時。
真っ暗なバス車内で、ふと色々な人の寝顔を見てみる。
そして、それぞれの人生を思い浮かべながら目をつむった。
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