| [2]諭吉も無ェ、不屈も無ェ、小役もそれほど走って無ェ [2018/5/5（土）] |
どんな対戦相手が待っているのか。
願いを込めてレバーオン。
なっ…70%！？
バトル継続率が70%オーバー！？
目を疑い、台を疑い、継続率を疑った。
初めてお目にする高継続率に、嫌な緊張感がひた走る。
“期待し過ぎると、ダメだったの時の反動がデカい”
そんな事は、頭でどれだけ理解しようとも無駄な抵抗なのだ。
普通に考えれば勝てるであろう、この勝負の結末はいかにっ！！
せっ
せっ
せいやーっ！！
ようやく来たGG。
しかも継続率70%オーバー。
ワンパンでやられるなんて…。
頼む、もうほんの少しでいいから頑張ってはいただけないだろうか…？
しかし、心が折れそうで折れない。
こればかりは、私の長所でもあり短所でもある。
さっさと心が折れて台移動が出来たのならば、ここまで悲しむ事ばかりではなかったのだ。
悔しいのだ。
他の台に移動するくらいなら、この台で大負けした方がいいのだ。
男らしさも、一歩間違えるとただのエゴ。
それは分かっているのに、それでもこの台から離れられない。
嫌になってしまう。
そんな思いを抱えつつ、がむしゃらにぶん回す事200G手前。
レア役からの、火時計点灯。
さらには赤。
さすがにGG突入鉄板だ。
もちろん勝利し、GGへ。
そして、再び70%継続のGGを迎える。
今度こそは…！！
せっ
せっ
せいやーっ！！
再びワンパンで倒れる。
そして気が付けば…
聖闘士RUSHに一度も入ることなく、2000Gを超える。
諭吉は、5枚目を超えてから記憶が定かではない。
3連続で70%をハズしたこの星矢の名前を、僕達はまだ知らない。
「あの花」っぽく言ってみたが、今はふざけている場合ではない。
辛い…
不屈も溜まっている気配もない。
想定していた軍資金だって、遥かに超えている。
諭吉も無ェ、不屈も無ェ、小役もそれほど走って無ェ。
そんな状態では、涙も出ずに、ただただ放心状態になるばかりだ。
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