[1]時は金なり?…打つ! [2017/7/21(金)] |
カナカナカナ…カナシイカナカナ…。
どうもヒグラシです。
「その出だしが気に入ったのかヒグラシ」、そんな声が聞こえてくるようです。
それにしても、今月上旬に発表された規制は、業界や打ち手にかなりの大打撃を与える内容でしたね。
ただ、よくよく考えると、私のようにスロットが大好き故に、期待値も設定も無視でぶん回しては大負けする事を繰り返すスタイルから抜け出せない打ち手にとっては、とても希望の光的な規制なのではないのかなとも思っております。
その中でも、私なりに希望を見出せる規制をピックアップすると…
【最高設定でも機械割が106%から108%あたりに落ち着き、一撃も3000枚までのリミッター規制あり】
これに関しては特に吉報ではないでしょうか。
機械割が下がり、一撃も3000枚リミッターが付く事で、店側も確実に高設定を入れないと出玉感を出してお客様へのアピールが出来ない。
そうなると、今までのように低設定の誤爆に頼る営業が難しくなり、ある程度中間設定を増やさないと出玉が付かずに客が離れ、結果的にお店も営業が困難になる。
よって、何の根拠もなき台をぶん回していた私も、中間設定以上をぶん回す確率が自然と上がり、結果的に勝率がアップする。
これは、私のようなスタイルのスロッターにとっては、勝ち額も少ないが負け額も少なくなると言った奇跡の規制で、自然とスロットとの関係性が良好になってくれるんではないかと、そんな期待をしております。
そうなると、お店の客付きに関してはいつも以上に意識したいですね。
規制が厳しくなると、優良店とボッタ店の客付きの差が更に歴然として来るような気がしますし。
ピンチはチャンスですね。
ただ、規制に伴って出玉が減る事は仕方ないにしても、夢だけは見させて欲しいなぁと切に願います。
例えば100万分の1の確率で一撃3000枚確定演出とか。。
そんなフラグを、幻レベルでも良いので搭載してくれたらなぁと、無知故にそんなことを考えてしまいます。
次にこちら。
【4時間で2500枚までの出玉を上限とする】
これまた、私の様に朝一サクッと3000枚出ては昼過ぎに飲み込まれる経験が多い、「もっともっとスロッター」にはとても有り難い規制かと思われます。
時間かかるぐらいが丁度良いってもんです。
ただ、作業的な感じが強くなり過ぎて心踊らなくなるのは少し辛いですが。。
しかし、パチスロは天才的な方々の作るマシンですから、心配はしておりません。
きっとなんとかしてくれるのでしょう。
…と、今回の規制の内容に関して色々書いては見ましたが、それは違うだろヒグラシ!
そんな声もあるとは思いますし、そんな声ばかりかも知れません…。
ただ、それもポジティブが取り柄のヒグラシの戯言だと思って、万枚出した後の様な寛容な心で聞いて頂ければ幸いです!
それでは今回も、前回の続きの過去の話にはなりますが、暇な時にでも読んで頂けたら嬉しく思います!
という事で、2007年にタイムスリーップ!
前回の続き。
【この最後のボーナスで即止めが出来れば、彼女との待ち合わせにぴったりだ。 それが出来なければ…】
4号機秘宝伝でのビッグボーナスを急いで消化し、通常画面に戻る。
ここでメダルを全て箱に入れ、終わりにさせなくてはならない。
それが人として当たり前の事だ。
そんな事は分かってる…
分かってるつもりなのに、素直に店を出る決意が出来ないでいる。
クレジットに残る50枚。
全部とは言わない、少しだけ回しても良いだろうか。
そして、伝説に入っていたのは幻想だったんだと思わせる演出を、遠隔でもなんでもいい、見せてはくれないだろうか。
迫るリミットの中、罪悪感が勝りながらも無表情で回す事3G。
願ってもいないチャンス目。
悪夢の様な高確…。
これだけ罪悪感が勝り、尚且つ楽しんでいない状況ですらレバーを叩く事を止められない自分がいる。
もう時間切れだ。
理性を失い、本能の行く末すら本望なのか分からずにいる。
そんな自暴自棄になる私を横目に、暴走するこのスロットマシン。
あなたは私の敵なのか味方なのか、それだけでも教えてはくれないだろうか。
意を決して席を立ち、外に出て彼女に電話をする。
「もしもし…本当にごめん…実はゲームセンターで友達に偶然会ってさ…そのまま付き合いでスロット店に来てしまってさ…そしたら当たりが止まら…」
最後の言葉に被せる様に彼女から、
『…なんで…もっと早く言ってよ…友達と楽しんで下さい。』
すぐに、
「ちがう! ちょっとだけ待っ…」
と、私のその言葉が届く事はなかった。
何度同じ失敗を繰り返せば済むのだろうか。
理解してもらえるとでも思ったのだろうか。
彼女の涙ぐんだような声でようやく目が覚めた。
そうまでならないと目が覚めない愚か者だ。
いっその事、全部失ってしまえばいい。
すぐさまお店に戻り、高確を抜けた所まで回して即ヤメ。
例えこの台に高確が潜伏していようとも、もはや興味も執着もない。
この高確を捨てられないようなら、彼女にとっての友達に降格するのがオチだ。
それだけは何とかしてでも避けたい。
そして、こんなにもドストライクな彼女を失うくらいなら…強く抱いて壊してしまいたい…part2。
どうやら今日はそういう日らしい。
今すぐ向かおう、まだ駅前にいるかも知れない。
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