[1]スロットor彼女…そりゃ…打つ! [2017/6/9(金)] |
皆様お久しぶりです、ヒグラシです!
前回も過去の稼働記事ではありましたが、たくさんの心温まるコメントありがとうございました!
きっと多くの人が似た経験をした事があるんではないかなぁなんて勝手に思っています。
大勝ちと大負けって意外と紙一重ですからね。。
ただ大負けが多かっただけで…。
“負けてもただでは起きぬ”
そんなことわざがあったようななかったようなですが、当時は負けても負けてもスロットが大好きでした。
だからこそ、その悲しみをどうにか面白く表現して友人やらに笑ってもらう事で、心のバランスを取っていたように思います。
これからも“負けてもただでは起きぬ”をヒグラシソウルとして、たくさんの方に、悲しみのすぐ隣にある笑いを届けられたらなと思います!
と、そんな過去の話を続けて書いたわけですが…
そんな私も、ついに明後日6月11日の連打に参加する事になりました!
細かい事の経緯は“ヒグラシの連打に向けての一言”で書かせて頂きましたので、ここでは割愛させて頂きます。
とは言うものの、約3年ぶりのスロットという事で正直な気持ち…楽しみ並みに恐さも強いです。
まずは5スロのノーマルで体を慣らすべきか、もしくはせっかくの連打という激アツイベントなのだから旬な最新台が豊富な20スロの爆裂機にすべきだ。
やけに後者に説得力がある様に感じるのは言葉の七不思議ですね。。
この記事が掲載されるのが6月9日。
2日後にはもう連打の日はやって来るわけですから、今からシミュレーションして行きたいと思います!
それでは今回も、前回から少し進んだ2007年5月中旬のスロット漬けの日々を、まるでリアルタイムの様に綴っていきたいと思いますので、是非読んで頂けたら嬉しいです^_^
2007年5月中旬。
初任給を貰った当日に、その半分をスロットで失ってしまったあの日から約10日が経とうとしている。
あの日から今日まで一度もスロットを打っていない。
打っていないというよりは、打つ暇がなかったのだが。
打つ暇がないから打たなかった、そんな理由で打たずにいられた自分を心から好きだと思えた。
その間にももちろん休みはあったのだが、その貴重な休みは彼女を豪華なお寿司屋さんに連れて行くという約束を何よりも第一優先に考え、それに充てたのだ。
そして今、手元に残っているのは60K。
バイトの時の稼ぎだったら、1日の過ちで給料の全額を失うことも多々あったが、社会人の給料なら1日でどれだけ負けようとも、そうそう全額を失う事がない。
あれだけの大敗を食らいながらも、まだ戦える軍資金が残っている。
それは、社会人になって唯一感じる事の出来るメリットだ。
しかしながら、今日という日ばかりはもう限界だ。
打ちたくてウズウズしている。
ニンジンの袋詰めなんかしてる場合じゃないのだ。
明日は久々の休日。
今日の仕事終わりから打って3時間+明日の開店から閉店までで約13時間。
計16時間を打つ事が出来る。
そう考えながら湧き出てくる高揚感だけで、スロットに出会えて良かったと心からそう思える。
なんなら、体だってフワフワ浮いている気がしてくる。
これが地に足が着いてないという事ならば、地に足が着いてない人生とはとても刺激的かつ魅力的なものだ。
大事なのはいつだって、自分の心のままに生きる事なのだから。
もちろん、他人様にご迷惑をかけない範囲で。
負けたらその時考えればいい。
打つ事で満たされる何かがあるのは確かで、その満たされる何かが、自分の人生にとって必要不可欠なのも確かなのだ。
ようやく人参の袋詰めを終え、仕事も終わりの時間を迎えようとしたところで、チーフから「ジャガイモの袋詰めも明日の為にやれ」と命令される。
「イヤです」
そんな危険な言葉がつい口からこぼれそうになるも、3コマすべって上段に落ちて来たのは、
「かしこまりました」
という言葉だ。
冗談じゃない。
かといって、仕事が嫌なわけではない。
スロットを打つ時間が減ってしまう事がイヤなのだ。
それをチーフに伝える事はもちろん出来る訳もなく、期待値0の1時間半のサービス残業を無事に終える。
ようやく仕事から解放され、本来ならヘトヘトになりながら帰宅して、美味しいご飯においしいお酒を飲んで寝るのが普通の幸せなのだろう。
ただそれが出来ずに、ヘトヘトで今にも寝落ちしそうな疲労の中、帰り道にあるヘンテコなホールへと自然に足が向かってしまうのだ。
打ちたいという欲求は、よっぽどの事でない限り収まる事がない。
仕事終わりで疲れてる際の閉店間際の稼働は、短時間が故にジャグラーを打つ事がほとんどなのだが、その際は決まって“1KBIGお持ち帰り大作戦”を決行する。
1KでBIGが来たら出玉をまるまるお持ち帰りするという、そのままのルールだ。
決してやり逃げではなく、勝ち逃げなのだ。
しかしながら、過去に1KBIGが来た際は、お持ち帰りするどころか結局全部飲まれてしまったのだから、ジャグラーも女遊びも私には向いていないのだ。
結局は、思う存分楽しんで大勝ちしたい、最高に気持ちよくなりたい。
ただそれだけの事で、決して卑猥な話ではない。
眠さのあまり、3回転に1回くらいしか目を開けられず、基本は目をつぶっての稼働なのだが、それでもジャグラーは全ての人に平等に幸せをもたらしてくれる。
目を開けた瞬間に光るゴーゴーランプはまるで朝焼けの様に眩しく、神秘的にすら感じるものだ。
どのジャグラーにしようかな、天の神様のい・う・と・お・り。
今回指名したのは、あまり遊ばれていないジャグラーだ。
履歴や合成なんて関係ないのだ。
光る時は光るのだから。
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