[1]一年で一番勝てそうな日 [2020/7/21(火)] |
【7月始め】
前回の記事で、今後は「いろはに愛姫」を打って行くと決意した私。
しかし、自宅の近くに「いろはに愛姫」が稼働している店舗が全くなかった。
お先真っ暗となってしまった中、軍資金にも見放され、悶々とした日々を過ごしていた私の脳内に突如侵入してきたのは、
「あっ、もうすぐ7/7じゃん」
これだ。
7/7といえば、言わずもがな「パチンカスの祭典」。
そんな日に打ちに行かないなんて、私の中では有り得ない。
もちろん朝から「7」が特定日と言われるお店に行くことに決めていたのだが・・・
「軍資金が20k」
これでは、勝てる勝負も勝てない可能性がある。
そこで、いざ軍資金が尽きてしまった時にメダルや資金を共有するチャンスを得られそうな、“ノリ打ち専門の友人「J」”に連絡。
7/7にノリ打ちで打たないかと交渉したところ、実にスムーズに交渉が成立した。
【7/7 (AM:8:00)】
1000人以上の並びの中、私と友人Jの運命の抽選が行なわれた。
抽選が良い方がお店の看板機種の「凱旋」に行こうという作戦だったが・・・
私が引いた番号は「300番」。
そして友人Jが引いた番号が・・・
「63番」。
友人の強運によって奇跡が起きた。
早くも私の思惑通りの流れ。
そこで私は、そんな友人Jに勢いのまま提案した。
「自分の20kとJの30kを合わせた50kを全て1台の凱旋に使うのもありか?」と。
しかしながら、そこはさすがのJも冷静に、
「いやいや、俺が10k多いじゃんか。 それに一台に賭けるのは危険だから、ヒグラシは別で良さそうな台を打ってくれ!」
という事で、最終的に私が確保したのは新台の「モンキーターンW」の前日ヘコみ台。
Jも無事に凱旋の前日ヘコんでいた台を確保。
軍資金はあまりにも心細かったが、どちらかが一発出玉を獲得すればいいだけの話。
それに、今日はなんと言ってもパチンカスの祭典である7/7。
お宝台は各所に眠っているはずなのだ。
「必ず勝てる!」
そう信じ、ノリ打ちというメリットを遺憾なく発揮するべく、お互いの稼働がスタートした。
【PM:1:00】
「ここ数ヶ月の運を全て今日に持って来たか?」
といわんばかりのヒキで、
とか、
とか、
とかをかまし、投資2kであっさり3000枚を獲得した私。
一方、Jの打つ「凱旋」は初当たりこそ軽いものの、全く出玉を伸ばす事が出来ずに、30kを全て使い切ってしまった。
Jは心が折れたのか、
「もう凱旋を捨ててモンキーターンW一台のみにしないか?」と提案してきた。
確かにそれが賢明だと私自身も思ったが、これだけ私がここ最近の運を絞りだして頑張っているというのに、Jは私の出玉と運だけに頼って休憩室で休もうとしている。
その事がどうしても納得がいかない腹黒い自分が顔を覗かせた。
結果、
「まだ勝ち分に余裕があるから、もうちょっと頑張ってよ!」
と、私の積んだ箱をJに渡し、Jもそれに渋々応じた。
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