「寒い時期は爆裂機が打ちたくなる。」
「お金がない時は爆裂機が打ちたくなる。」
「正月のほんわかとした雰囲気を感じると爆裂機が打ちたくなる。」
皆様も同じような事を感じた事はないだろうか?
「年中爆裂機が打ちたい言うとるやないか、ヒグラシ!」
そんな声がどこからともなく聞こえて来るようだが。
とはいえど、以前の記事で自らを分析した結果、
「朝一はノーマルタイプへ行くべき」と、そのような答えが出たばかり。
2020年は大いに勝ちたい。
浴びるほど勝ちたいのだ。
そんな事を考えながら電車に揺られ、勝負のホールへ。
なんといっても2020年はとても順調な滑り出しを見せている。
この流れをどうにか年末まで維持したい。
「まだ1戦1勝やないか、ヒグラシ!」
そんな声がどこからともなく聞こえて来るようだが、先手必勝という言葉がある通り、最初の戦いで勝てたのなら今年は勝てる可能性が高いのだ。
・・・と思いたいのだ。
今日は「凱旋」か「聖闘士星矢〜海皇覚醒〜」な気分。
もしくは「やじきた」なんかもいいなぁ。
根拠はないが、やれそうな気がする。
あっという間にATにぶち込んで、そっから上乗せ特化ゾーンにすぐにぶち込んで
「やばいわこれ!こわっ」とか言いながらめっちゃ上乗せしそうな自分が想像できる。
あー、スロット最高。
微糖のコーヒーも最高。
生まれ変わったら、台と台の間にある長方形のやつになりたい。
「それ、サンドやないかい! この金の亡者、ヒグラシ」
そんな声を受け流し、選んだ機種は・・・
「ツインドラゴンハナハナ」
我ながら、よくこの心理状態で「ツインドラゴンハナハナ」を確保出来たと思う。
ただ、この台にずっと腰を据えるつもりはない。
10kほどの我慢だと思ってる。
10kの負債を超えたら好きな爆裂機に移動するという前提があるからこそ成しえた、匠の立ち回りだ。
という事で、「爆裂機達が満席になる前に!」と急ぎ足で回し始めた結果・・・。
3kでBIGを獲得。
「今日は一日中この台に腰を据えてもいいかも知れない。」
そう思えてしまうのだから不思議だ。
どうしてこんなにも行動と言葉が矛盾する人間になってしまったのか。
人に信じてもらう以前に、自分ですら自分を信用できない。
これがスロットによって生み出されたモノだとするならば、この病気の名は。
しかしながら、先行きの見えない不安な私の人生を一時的にでも忘れさせてくれるスロットは、ある意味私にとっての精神安定剤。
感謝しかないのだ。
例えその状況を生み出している根源がスロットだったとしても。
そんな事を考えていたら、あっという間に500Gを超えたハマリに。
投資も15kを超えてしまった。
なんてこった。
ここで台移動をするべく、店内を見渡すと・・・
目ぼしい台は全て確保されている上に、狙っていた爆裂機達が楽しそうにしっぽを振っている。
どうしてハナハナを選んでしまったのか。
「勝てないハナハナなんて打つくらいならばスロットなんてしたくない!」
心の叫びとはどうしてこんなにも幼稚で理不尽で自己中心的なのか。
大人になって、外に漏らさない我慢強さと理性を持ち合わせただけで、根本的には何一つ成長などしていないのだろう。
しかしながら、それでも仕方なしにハナハナを打ち続ける。
なんせ、他の目ぼしい爆裂機が空いていないのだから。
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