どれだけの時間を目の前のハナハナに費やしただろうか。
気付いたら、外も薄暗くなっている。
現在の投資は25ｋで下皿に数枚。
ただ、思ったよりも軽症で済んでいる。
どっかで一発跳ねれば逆転だって可能だ。
これがノーマルタイプの良さなのかも知れない。
なんだかんだ打ち続ける事で、最終的に確率が収束して良い所に落ち着くのだから。
しかしながら、下皿のメダルを全て使い果たした所で、我慢も限界。
このハナハナに新たに追加投資するのならば、もっと建設的な立ち回りがあるはず。
そう考え、ホールを見渡した結果・・・
「まどマギ2」と目が合う。
どのような経緯で魔女の結界に入ったかは分からないが、突入回数だけを見るに少しばかり惹かれる履歴だ。
なんならスランプグラフもずっと平行線。
まどマギ2において平行線グラフを描けるというのは、高設定である事が多いと思っている。
仕様的に、「下がるか、一撃で出るか」のパターンが多いからだ。
結果、4ｋ投資でリプレイ重複からの紫7BIGをもぎ取り、そのボーナスで赤7を揃えてラッシュへとぶち込む。
やはり、爆裂機は楽しい。
ノーマルタイプを打っている間というのは現実的な考え事をする時間が多いが、爆裂機はスロットの事だけで頭がいっぱいになる。
どうせ投資をするならば、自分が気持ちの良い使い方をするに限る。
そんな幸せに浸りながら「まどマギ2」のラッシュを堪能していると・・・
スイカからのPUSH。
上乗せ確定の演出だ。
スイカからは滅多に上乗せされないのだが、上乗せされた際の振り分けが、
●75% ⇒ 50G乗せ
●23.4% ⇒ 100G乗せ
●1.6% ⇒ 200G乗せ
という最高の恩恵なのだ。
さらに嬉しいのは、
スイカからの上乗せ時は「ワルプルギスの夜」に当選する事が多い。
もはや都市伝説とは言えないくらい、数々のまどマギユーザーが主張している事実だ。
結果・・・
奇跡のワルプルギスの夜へ。
なんで最初からこれだけの楽しい台を選ばなかったのか。
ただ、喜ぶのはまだ早い。
ここでどれだけ上乗せ出来るかが・・・勝負っ！！
それはそれは最高の長い夜だった。
ずっと平行線だったこのグラフを跳ね上げる悪魔的チャンスを、まさかお座り4ｋで手に入れられるとは。
投資は29ｋ。
なんとか鮮やかに捲ってフィニッシュしたい！
頼むっ！！！
●投資：29ｋ
●回収：30ｋ
結果、
「朝一はノーマルスタート」という自らが掲げた言葉を実行したからこそ、掴む事の出来た勝利だったのだ。
これで2020年、今のところ全勝記録更新！！
「まだ2勝だけどな、ヒグラシ！」
そんな声がどこからともなく聞こえて来るようだが。
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