[1]勝算0%の外国人が怒ってこちらへ向かってきた時の話・・・ [2019/12/11(水)] |
【11月中旬】
先日、地元の駅でタクシーを待っていた時の話。
明らかに酔っぱらっていると思しき外国人の方が、煙草をくわえながらフラフラとこちらに向かってきた。
心の中で、
「お願いだから通り過ぎてくれ。 よくある自力CZくらいの勢いでスルーしてくれ。」
そんな事を願いながら下を向いていたのだが、悪い予感は的中。
その外国人は私の前でビタ止まり、いきなり私の足元に煙草を投げつけたではないか。
「このまま殴られるんじゃないか?」と一瞬思ったものの、人もたくさんいるわけで、私一人をターゲットにするわけもなく、結局は静かに横を通り過ぎて行った。
「よかった・・・ 何も起こらず本当によかった・・・」
そう安堵する私。
しかし次の瞬間。
「こらーっ!!!!!」
私の真後ろに並んでいたおじさんが、煙草をポイ捨てした事がどうしても許せなかったのか、1テンポ遅れてその外国人に突如として怒鳴ってしまった。
いくらスロッターであっても、この遅れにハッピーエンドが見えない。
加えて言うなら、こういう正義感のあるおじさんは、ドラマや映画などで大抵真っ先に犠牲者になるタイプだ。
「頼むから巻き込まないでくれ。」
そんな心配をよそに、案の定私の方へと向かってくる外国人。
・・・いや、待ってくれ。
怒鳴ったのは私ではないのだ。
それなのに、とても嫌な予感がする。
スロットにおける激熱は幾度となくハズすのにも関わらず、日常の嫌な予感だけはどうしてこうも当たるものか。
頭が真っ白になる私の目の前に、ラオウの如く立ちはだかる190pをゆうに超えた外国人。
勝算は0%。
私のパンチ力は、リプレイ重複にも満たないほど弱い。
なので、迎え撃つという選択肢は存在しない。
とはいえ、これだけ多くのギャラリーがいる中でただただ逃げるというのも格好悪くて出来ない。
そうこう考えていたら、その外国人が私に顔を近づけてこう言ってきた。
「I know?」
とうとう殴られると覚悟したその瞬間・・・・・
「知らーんっ!!!!!!(ケーン!)」
と、先程文句を言った後ろのおじさんが、再度勢いよく怒鳴ってくれた事で標的が私からおじさんへとチェンジ。
その後、すぐに警察の方が駆けつけてくれた事で一件落着・・・。
実に恐かった。。。
スロットで100k負けるくらい恐かった。。。
という事で今回は、そんな命拾いをした翌日の稼働のお話へ。
前回勝利して得た「ディスクアップ」での80kを、生まれたての赤ん坊の如く大切に財布に入れて向かっているのは横須賀のホール。
このホールでの狙いは毎度の如く「ジャグラー」。
「ジャグラーは爆裂機である。」
そんな言葉が自然と出て来てしまうようなスランプグラフ台が毎回のように各所から出現する。
朝一爆裂機に行きたい気持ちをグッと抑え、ジャグラーに座ってしまえばもう勝ち組。
「住めば都」
ということわざも、恐らくジャグラーコーナーで生まれたものだろう。
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