【11月始め】
「スロットが打ちたくて打ちたくて仕方がない。」
そんな気分の時は大負けする事が多い。
それは、「スロットが打ちたくて仕方がない時ほどその欲を解消するべく派手な機種選びをしやすいから」という単純な理由だ。
逆に「スロットをそこまで打ちたくはないけど、少しばかりで良いから当たりを味わいたい」、そんな気分の時は勝てる事が多い。
それは「気乗りしない時ほど適当に台選びをせずに、盛り上がることが多いノーマル台等を確保する事が多いから」というこれまた単純な理由だ。
上記の例は、私の経験則に基づく私だけのバイブルなのだが、スロッターの多くの方が「心模様と勝率」に関して少なからず思うところがあるのではなかろうかと思う。
今回は、そんな「最も勝率が高い心模様」で臨んだ時のお話。
一昨日・昨日と、地元のホールで心のままに派手な台を打ち、派手に快勝した。
大勝ちする時は、大抵が設定差のない一撃フラグを引いた時なのだが、まさにそんな内容。
ただ、そんなに続けてラッキーな勝利が続くわけがない。
あくまでもラッキーなのだから。
むしろ一昨日・昨日と運だけで快勝できてしまったのにも関わらず今日も運よく勝つ事が出来てしまったら、それはそれで情緒不安定になってしまう。
「運よく勝つのではなく、根拠を持った台でしっかりと設定判別をしながら勝利を掴みたい。」
大勝ちが続くと、180度考え方が変わってしまうのだから恐ろしいものだ。
そして、そんな考え方の時は当然勝率が高くなる事はいうまでもない。
前日のデータを有料サイトで1台1台調べながら向かっているのは、前回記事同様に名古屋のホール。
狙い台も、前回同様に「ツインドラゴンハナハナ」。
ハナハナであれば、大勝ちする事はあっても大負けする事は極めて少ない。
いや・・・
設定1なら大負けする事もあるかも知れないが、本日は設定5・6が使われる事が多々ある&全体のベースも高めである事がほとんどな日。
唯一の問題は、努力ではどうにもならない抽選となるのだが、それも極めて良番という結果に。
「もらった。」
思わずそんな言葉が腹の底から出る。
そして迎えた開店の時間。
朝、データを吟味して狙っていた上げ狙いの「ツインドラゴンハナハナ」は、すでに他の方が確保していた。
そして、
唯一残っていた空き台は、前日・前々日共に終日モミモミしながら合算が設定4ほどに落ち着いている台。
一瞬悩んだが、すぐに確保。
確保してから冷静になり、この台が本日どんな挙動を描くのだろうかと予測をして見る事に。
「よく見積もって中間設定の据え置きだろうか?」
↓
「待てよ・・・ 多くの方が期待する日なのだから、この前日・前々日と中間設定挙動のハナハナの設定をあえて下げてくる可能性は低くないだろうか?」
↓
「なんなら、あわよくば設定を上げてくる可能性の方が高いのではないだろうか? となると・・・据え置き以上濃厚!?」
・・・とこんな思考を辿り、ふつふつと自信がこみ上げて来た。
それに、最高設定じゃなくても中間設定を打ち続ければ、1年、10年という長いスパンで見た時に必ずプラスになるはず。
そういった意味では、本日もしっかりと期待値を積む事が出来そうだ。
「その勢いだ! 目の前の感情や欲望に支配されずに最終的に勝つ為の立ち回りをするんだ、ヒグラシ!」
そんな声を、どうか私に送って欲しい。
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