[1]僕の夏休み 〜GODに全ツッパ in 神奈川〜 [2019/8/7(水)] |
【7月中旬】
今年も夏休みがやって来た。
「毎日が夏休みじゃないか、ヒグラシ!」
そんな声がどこからともなく聞こえてくるようだ。
大自然の中で川遊びや虫取りに心を躍らせ、夜は綺麗な星空を眺めながらキャンプファイヤー。
そんな少年時代に戻りたい。
「そんな少年時代を一度だって過ごした事なんてないじゃないか、ヒグラシ!」
そんな声もちらほら聞こえてくるようだ。
何はともあれ、今年も心待ちにした夏休みがやってきた。
予定はもちろんない。
いつスロットが無性に打ちたくなるかも分からないこの体質故に、軽々しく予定など立てられないのだ。
どこか遠くへ行ってしまおうか?
旅打ちなんてのも実に面白そうだ。
このぽっかり空いた夏休みをどう使おうかと色々な妄想に更けるこの時間はとても幸せな時間だ。
そして迎えた夏休み初日。
目覚まし親分で目を覚ます。
目覚まし子分は鳴る前にアラーム解除。
時刻は8時。
ヒグラシ起床。
軽く腰と肩のストレッチをして髭を剃り、パジャマを脱いで外着に着替える。
その後に朝食をサクッとすませ、靴下を履く。
最後にメガネをかけて帽子をかぶり靴を履いて・・・
いざ
出陣!!
「どこに行くんだ、ヒグラシ!!」
そんな声には漢字2文字でお答えしよう。
未定。
そう。
何も予定はないが、せっかくの夏休み。
外に出ればきっと何か楽しい事があるに違いない。
そんな軽い気持ちで9時前に家を出たものの、当然の如くやる事がない。
結局のところ暇つぶしという名目でマイホへと入ってしまうのだった。
大好きな「まどマギシリーズ」?
無難に「ジャグラー」?
両方を兼ね合わせた「ディスクアップ」?
何を言ってるんだ。
「GODに決まってるだろ、GODだ!私を誰だと思ってるんだ!」
異常な事だという事は分かってる。
しかしながら、今更言うまでもないが、これだけ爆裂機を愛し愛された(と思い込んでいる)男だ。
根本的に変わることなんて出来るはずもない。
ここ最近の私は、お店のクセに準じて稼働する事が多く、
「置きにいった稼働ばかりでつまらくなった。」
という声もちらほら耳にする。
皆がつまらない稼働はもちろん私もつまらない。
とは言えど、もちろんそんな無難な稼働ばかりで私の身体が収まるわけがなかろう。
「夏休みくらい派手にGODで全ツッパだ!」
そして、万枚でも出して明日から北海道でも沖縄でもビュンビュン旅行して真っ黒になって帰って来てやるんだから。
そんな楽天の監督ですらぐうの音も出ないような楽天的思考が次から次へと浮かび上がって来る。
とはいえど、時間もお金も自由に使えるこの状況は「最強で最悪な状況」かも知れない。
お金の続く限り、果てしなくダラダラと打ててしまうのだから。
しかしながら、それと引き換えに得られる可能性があるのは「最強で最高な夏休み」だ。
すぐさまGODのシマへと向かう。
前日の履歴なんて関係ない。
リセットするお店なのかどうかも知ったこっちゃない。
ただ一つだけ確かな事。
それは
「GODに力を入れていない」という事。
軍資金は100k。
この夏休みの為に秘かに積み立てた100k。
どう使おうと何に使おうと私が決める事だ。
本来は旅行に行こうと思って貯めていた事はみんなには内緒だ。
どちらにしても使おうと思っていたお金。
満足に使うのであればどんな形だって良いはずだ。
軍資金100k。
充分な額だろう。
「いいから早く回せ、ヒグラシ」
そんな声が各都道府県から聞こえてくるようだ。。
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