[2]釘調整での摘発と自粛中のホールについて [2016/5/9(月)] |
何度か当コラムでも書かせて頂いておりますが、ぱちんこの回転率は釘だけで決まるものではありません。
もう一つ重要な要素が『傾き』になっております。
これは、そんなに難しい話ではありません。
ぱちんこ台というのは、垂直に近づけば近づく程、回転率は下がっていくんです。
逆に、
島側に倒れれば倒れる程回転率は上がっていくんですね。
普通であれば、この傾きはぱちんこ台を設置した時に決めます。
専用の傾斜規で計りながら、島にぱちんこ枠を釘で打ち付けるんです。
これはなかなか難しく、時間もかかる作業なので、基本的には設置してからその台が外されるまでその台の傾きというのは変わりません。
だから、普段の調整は釘で行うというのが今までの常識でした。
ただ昨今の事情から、釘を叩くなんて行為自体がもう出来きません。
だったら、傾きを自在に調整出来る設備があれば解決するんじゃないの?っということで出来上がったのが、その島設備って訳です。
これは釘とは違い、見た目では全くわかりません。
ただ、
傾きを変えるだけで回転率は恐ろしいぐらい変わります。
けど実はこれ、打てばすぐわかります!
釘読みみたいな高度な技術がなくても、試し打ちをしつつ、ヘソの上のステージを見つめていれば大体わかります。
ぱちんこ台が垂直に近いと、ステージに乗っかった玉というのはすぐに下へ落ちてしまいます。
逆に台が寝かせてある(島側に倒れているというイメージです)と、ステージの上でゆらゆらと玉が遊ぶ事が多くなります。
当然、後者の方が回る可能性が大幅にあがるという事です。
こちらに注目すれば、今後思わぬお宝台に巡り合えるかもしれません!
この傾きを調整する設備はそれほど高価なものでもないので、今後爆発的に普及が増えると思います。
なので、ぱちんこも普段打たれる方は是非今回の件は覚えといてくださいね!
「生粋のスロッターには全く関係ないじゃねーか!! そもそもここはスロットサイトだぞ!!」
…っと言った声も聞こえてきそうですが、ぱちんこの状況が悪くなれば必然的にスロットの状況も悪くなります。
全くぱちんこを触らないという方でも、併設店に通っているという方であれば、必ずぱちんこ島も観察した方が良いと思います。
客数もそうですが、どのコーナーにお客さんが居るとかを見るだけでも全然変わります!
ジャグラーコーナーに全く人がいないお店は、それだけで打ちたくなくなりますよね?
それと似たような指標やヒントが、ぱちんこコーナーにも散りばめられています。
一緒に見えるようなぱちんこ屋でも、よく見てみると特徴が全然違っていたりして楽しいもんです!
まぁ、花火の場合は職業病みたいな所もありますけどね。
という事で、お次はスロットです。
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