[2]ホルコン生データから見るホール営業のリアル [2013/10/7(月)] |
どうせデータを載せるなら激しい方が良いと思ったので、花火とホールの店長が設定に翻弄された、あるART機種の新装初日から4日間のデータをもらってまいりました。
まず前置きとしまして、このART機、そこそこ期待されていた機械だという事。
(本当は機種名を書きたいのですが、それを書くと僕がどこのメーカーの人間か断定されてしまう為、申し訳ないのですが勘弁してください・・・)
そして、このデータを提供してくれた所が、田舎の単店だが稼働も良いホールさんだという事。
また、入れ替えの都合上、他地域より1週遅れてオープンするという事。
そんなホールに5台買ってもらって、新装オープン前に初日の設定を相談された事から物語は始まります。
店長 『なぁ花火。 設定配分どんな感じが良いかな?』
花火 『初日なんで出しちゃいましょうよー!! 結構良い挙動してるみたいなんで長期稼働間違いないっすよ! 割、どれぐらいで考えてるんですか?』
店長 『お前は本当に他人事だな! まぁけど、初日はお客さんに出玉アピールしたいから、10割5分!』
花火 『店長太っ腹ですね! じゃあ設定1を2台、設定3を2台、後1台は6でお願いしまーす!!』
店長 『・・・まぁ初日だし、長く使いたいからがんばるかっ!』
こんな感じの会話がありまして、新装オープンします。
5台の新台に対して30人以上のお客がきて、なかなか店長ご満悦!
そして初日のデータがこれです!
≪新装初日のデータ≫
まずは用語の説明から。
IN枚数というのが、単純に台に入ったコインの総数。
3で割ると回転数になるので、高稼働しているのがおわかり頂けるかと思います。
次に差枚数。
これは単純に出た枚数と吸い込んだ枚数の差です。
一つだけ注意すべき点は、これは店側から見るものなので、−(マイナス)がついている数字がお客さん側の+(プラス)という事になります。
後は機械割・粗利と続いていくことになります。
結論から言うと、この日は店側の13万3780円の赤字。
設定は、@が設定6、そしてA番から設定1・3と交互にいれました。
初日から、設定1で万枚出るという大荒れの結果でした。
店長 『・・・まぁ花火がアテにならないのは知ってたし、初日だししっかりアピールできたかな? ただ万枚はやりすぎだろ! 大丈夫か?』
花火 『見ましたかお客さんの楽しそうな顔!? あの笑顔はプライスレスです! ただ奇数設定はやっぱり荒いっすね。 2日目は穏やか設定の2ベースでいったらどうですか?』
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