[2]撤去リスト・・・出ずっ!! [2015/12/14(月)] |
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ホール関係者 :
先程の話に戻るが、行政からは撤去機のリストを出すというのではなく、新機種スケジュールをまず出すという指導を日工組にされたという事でよろしいか?
行政 :
こうしろということはないが、メーカー、ホールの負担を考えるとその方が妥当じゃないかと思う。
撤去リストから始めるより未来があると考える。
ホール関係者 :
新機種スケジュールがいつ出るかわからないが、今現在、どの機種に違法性があるかわからない状態である。
現行機で営業を続けさせて頂けると理解していいか?
行政 :
該当型式は全てではない。
違法の可能性があるから自主撤去していきましょうということ。
現在の遊技機の設置をどう考えるかについては、今後の検討課題であると考えている。
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はい、以上です。
ひとまず
撤去問題は先送りといった形になりました。
とりあえず一安心です。
最悪の状況だけは避ける事が出来ました。
行政側には、こちら側の意向を汲んで頂いた形となります。
ただ、業界の中にいて一番不安に感じるのが、これにて一件落着的な雰囲気が出ている点です。
これ、問題は何も解決されていないんですよね。
釘曲げは違法だ!
メーカーいい加減にしろ!
ホールもふざけんな!
釘締めるな!
・・・という通達には何の変化もない訳ですよ。
この状況でもし撤去自体が進まなかったり、また一般入賞口の釘をいじり出したら、またこの問題が再燃して、今度こそ全撤去じゃ!!って事にもなりかねません。
だから、今回の騒動は重く受け止めつつ、しっかり新しい機械作りを進めなきゃいけないんですが、既に一部のぱちんこメーカーが出した買い取り期限で波紋を呼んでいる所です。
簡単に書くと、2018年の3月までにこの金額で買取りますよ、という内容のものなんですが、まぁとりあえず出しといた感が半端じゃない。
メーカーはちゃんと対応しました、後はホールさんのご判断です、的な文面です。
いや、こういう事やってたから指導を受けたんでしょ!
結局、同じ過ちを繰り返すのでしょうか。
この猶予期間はあくまでも延命でしかありません。
現行機を撤去しなきゃいけない事に変わりはありませんからね。
奇跡的に得たこの期間で、メーカーもホールも全く変われなければ、一年後・二年後に今回と全く同じ事が起こるだけです。
その事を本気で考えている人達がどれだけいるのか甚だ疑問です。
ぱちんこの釘もいじらないって条件なら、「昔みたいに設定をつければ?」って意見が浮かんでは消え、議論を呼んでいるんです。
花火も、これが一番手っ取り早く簡単なんじゃないかと思うんですが、これが進まない理由の一つにくだらないものがあります。
ぱちんこの設定の特許を持っているのが「あるメーカー」さんなんですが、日工組(ぱちんこメーカー組合)はそのメーカーさんに主導権を握られたくないという想いが強くあるそうです。
ふぅー。
久々にヒートアップしてきた。
そんなくだらん主導権争いしてる場合じゃないでしょ!
メーカーは、ユーザーが面白いと感じる機械を作り上げる事が出来たら、トップメーカーになるんだから。
まぁ裏を返せば、それだけそのメーカーを脅威に感じているという事なのかもしれませんけどね。
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