[2]ぱちんこやスロットを愛する全ての皆様へ! [2015/2/2(月)] |
気が付けば、花火も30歳になりました。
先程書かせてもらった可愛い息子二人と、いつも花火を応援してくれている愛する嫁もいます。
僕は本当に幸せな人生を送っているなといつも思っております。
色々辛い事も悲しい事も沢山あったはずなんだけど、トータルで見ると大分ハッピーな感じじゃないかなと。
勿論それは、花火自身というよりは、周りにいた方達のおかげだったりします。
そんな花火は、人生の半分をぱちんこ・スロットと関わって生きてきました。
悪友に誘われて初めて打ったハネモノ『玉ちゃんファイト』。
玉がVに入る瞬間の異常な興奮は、今でも鮮明に憶えています。
玉の動きに一喜一憂しながら、玉ちゃんと一緒にガンバレ!ガンバレ!と応援していました。
当然、花火の興味の対象がそれ以外の様々な機種に向くのに、そんなに時間はかかりませんでした。
同じくハネモノの『たこやきはっちゃん』、訳もわからず連荘した『パイナップルボンバー』。
触るもの全てが新鮮で楽しくて楽しくてしょうがなかったです。
そして、ホールの隅にある薄暗いスロットコーナー。
普段常連のおっちゃんやおばちゃんとほのぼのハネモノを打ってる花火からしたら、なんだかホールの中でも異質な感じがして中々近寄れない感じがありました。
その扉をこじ開けたのも、今も付き合いがある悪友との会話です。
『昨日スロット打ったら、2万が5万になった!』
その言葉は、花火にとっては強烈なインパクトがありました。
あの頃は、3000円持ってのんびりとハネモノを打ってたんで、5000円も勝てば今の万枚出したぐらいの高揚感があったんです。
それが5万円・・・。
花火の頭の中では、スロットをやれば沢山勝てる!と脳内変換していきました。
そしてそれから一週間後、なけなしの5000円を持った花火がスロットコーナーにいる訳です。
勿論、当時の花火にとっては大勝負です。
そして台の知識はおろか、コインがどこから出るのかも全くわかってなかった青年花火が座った台は、今や懐かし平和さんの『宝船』でした。
隣の隣の若いあんちゃんをこっそり盗み見ながら、それっぽく打ち始めました。
揃う小役にいちいち興奮しながら、投資2千円で騒ぎ出すサブ液晶に映し出される大当たりの文字。
そこから一生懸命目押しをして、なんとか自力で7を揃えました。
鳴り響くフャンファーレに、じゃらじゃらと出てくるメダル達。
ぱちんこにはなかった自力感に液晶とリールの競演!!
当然のように、強烈に惹きこまれました。
一人のスロッターが誕生した瞬間です!笑
しかもその宝船はリプレイタイム1000などを引き、目押しに悪戦苦闘しながらも6000枚ぐらい出したんです。
ただあの頃の花火は、6000枚の価値すら良くわかってませんでした。
だから換金するまで「大体3万ぐらいかな?」っとわけのわからん計算しながら、生まれて初めての大勝に興奮してたんですけど、換金したら10万オーバーと完全に想定外!
お金を手にしても何が起こったか全然理解出来ず、コンビニのトイレで30分ぐらい気持ちを落ち着かせながら状況を整理したんです。
ようやく「1枚20円」という所に辿り着き、自分が手にした金額が間違いないものだと理解しました。
そして花火青年はこう思ったんです。
『とんでもない秘密を知ってしまった・・・。 スロットは勝てるんだ! 一生遊んで暮らせるぞ!!』って。
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