[3]2014年のメーカー別販売ランキング [2015/1/26(月)] |
●第1位
サミー : 34万台
●第2位
京楽 : 28万台
●第3位
サンキョー : 27万台
●第4位
平和 : 27万台
●第5位
三洋 : 24万台
っとなってます。
続けて機種別のランキング。
●第1位
北斗の拳6(サミー) : 13万台
●第2位
AKB48〜バラ〜(京楽) : 13万台
●第3位
牙狼金色(サンセイ) : 12万台
●第4位
ルパン三世(平和) : 12万台
●第5位
エヴァ9(ビスティ) : 12万台
っとなっております。
ぱちんこの方は、まさかのサミーさんが1位でした。
これは、長い業界の中で歴史的快挙となっております。
今までスロットから始まったメーカーが1位を取ることはありませんでしたから。
ずっと1位を三洋か京楽で争っていたんですが、三洋さんは5位という事で、長らく続いた海・京楽帝国が崩れかけた年ともいえると思います。
今年は三洋・京楽さんのリベンジが見れればいいですね。
三洋さんは4月に海のスペック違い、京楽さんは4月以降にAKB甘、トランスフォーマー・まどマギと結構豪華なラインナップになっています。
ただ、1月頭に入った京楽さんの吉本も盛大にこけているので、ちょっと不安ですが・・・
そしてこの機種ランキングからも読み取れますが、AKB以外は全てマックス機という結果になってます。
1月に花の慶次が入って、今市場の50%近くをマックス機が占めるという状況に・・・
いやぁ、マックス機なんてそんなに沢山打てないっすよ。
お金がいくらあっても足りません。
打ちたいけど打てないって人、結構いるんじゃないでしょうか?
けど作り込んでくる機械は各メーカー全部マックス機なんですよね。
これは結構問題視されていて、今後マックス以外のライトミドル・ミドル系がちょこちょこ出てきますんで、2015年は大分改善されるんじゃないかと思います。
さて、こうやってランキングを見ていて皆様は何を感じているでしょうか?
あのメーカーはこんなに売ってるのか!?
あのク○台が何万台!?
ホールの目は節穴かっ!!
一台いくらと計算して・・・とんでもない売上!
メーカーってボロい商売だなぁ。
・・・って、こんな所かな?
ちょっとネガティブ過ぎですかね。
けど、昨今の機械の評価や稼働を見ると、そう思われても仕方ないと思ってます。
あまりにも考えなしに次から次へと機種を連発し過ぎだかなと・・・。
以前の
第51回連載でも書かせて頂いたんですが、販売台数自体は縮小していて、これからもどんどん下がる事が予想されています。
そして、各メーカーともに販売台数をカバーする為機種数を増やすので、販売台数は減っているのにも関わらず様々な新台が出て、機種の寿命はどんどん短くなり、ホールの扱いも更に雑になってしまっているんです。
しかも、販売スケジュールや開発期間がタイトになっているのに原因があるかわからないですが、最近各メーカー不具合だったり、故障が多すぎます。
あり得ないでしょう!
お金を入れてて、その台が壊れたら打てませんなんて、お客さんが納得する訳ないんですよ。
そりゃ機械だから100パーセント壊れない機械を作れっていうのも無理な話だとはわかっていますが、それにしても高い頻度や割合で壊れてます。
しかも本当に各メーカーです。
締切じゃなくて、品質を守れって話なんです。
そしてこういう事が重なって、顧客の信用をなくすんだと思います。
ここは業界で今一度考え直さなきゃいけない所だと思います。
販売や開発のハイスピード化問題を。
ただ、これからはそれですら追いつかない時代がやってきます。
メーカー側もそこは危機感として持っており、この縮小をどう食い止めるか、メーカー間を超えた話合いが持たれています。
その中で今出ているのは、
長く遊べるスペックの開発です。
ぱちんこではライトミドル・甘・ハネモノ。
スロットだったらノーマルタイプ、A+RTとかART機の再開発です。
そして、次に価格です。
上昇し続けた価格にもようやく歯止めがかかり、今の半分や3分の1や4分の1といった価格で販売出来る仕組み作りが急がれている所です。
前回のコラムでも書きましたが、2015年というものは業界における大きな転換期となります。
だから、2015年のメーカー販売台数、機種販売台数はどう変化していくのか。
販売総数や販売機種数はどれくらいなのか?
大きな指標の一つになると思います。
ユーザーの方々が1度だけではなく、繰り返し触りたいと思えるような機械が沢山出る事を期待しております。
それではそろそろビスカス中毒の症状が出てきたので、この辺で!
皆様、良いスロライフをっ♪
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