[2]カジノ法案とぱちんこ業界 [2013/9/23(月)] |
っと、いつも通りがっつり寄り道した所で本題に戻ります。
この「カジノ法案」と「ぱちんこ業界」は、大きく関わっているのです。
いや「関わりたい」といった方が正解かもしれません。
一応ぱちんこ屋とカジノでは形態が似ていますから、カジノ法案が通った際には、一枚も二枚も噛みたいというのがこちらの業界の本音です。
読者さんの中には、ぱちんこ業界は日本にカジノが出来るのを恐れているのでは!?と思われる方もいるかもしれません。
現にそういった趣旨の事をいうコメンテーターもいます。
けど大丈夫です。
カジノに一度でもいった方ならわかると思います。
カジノなんて毎日行けるものじゃないですから。
要は大衆娯楽にはなり得ないんです。
カジノとぱちんこ屋の共存は問題ないんですが、怖いのは法律改正の動きです。
カジノは勿論換金OK!です。
日本でカジノが出来た場合でも勿論そうでしょう。
その場合、大きな当り額にはその場で税金がかかるようになっていると思います。
100万当たればその内の数%から数十%が税金として引かれるはずです。
何が言いたいかといいますと、原則ぱちんこ屋は換金禁止です。
ぱちんこ屋は景品と交換するだけです。
その景品を、たまたまお店の近くにあった別の会社が買い取ってくれるだけという仕組みになってます。
これを「三店方式」と言うんですが、まぁなんて言うかグレーもグレーな方法なんですよね・・・。
本音の部分では、ぱちんこ屋は換金できるのが当たり前で、日本で生活している人ならだれでも知っている事ですが、法律上の建前では換金は禁止。
その代わり三店方式というやり方で、換金する仕組みを勝手に作っているといった感じなんです。
カジノが出来たらぱちんこ屋の換金も合法にしてしまおう!といった動きがあるんです。
別に良い事じゃん!って思うかもしれませんが、グレーになっている事で見て見ぬふりをしてきた事が沢山ありすぎて、簡単に合法化に対応できないといった所が現実です。
想像できる所でいえば、全国のぱちんこ屋が全く同じ換金率・同じ形態・同じ営業時間になってしまったり、釘調整なんてもっての他!スロットの設定も一律になってしまう可能性だってあります。
これは最悪のケースを想定して書いているので、実際どういう動きになるかは全くわからないというのが現状です。
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